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クラフトビール日記:Omnipollo BA Mammut

仕事も納めていよいよ年の瀬、今年もそろそろ飲み納めかな。
相変わらず冷蔵庫の中身がやばいので、年内にあと一本くらい飲むかもしれないけど。

まだこれで最後と決まったわけではないけど、今年を締め括るのに相応しい、とっておきのビールを飲むことにする。
なぜこの時間からかって?それは先ほど、以前注文していた伊勢角のビールセットが届いて、冷蔵庫に入りきらなかったからさ……。

感想

オムニポロだからまた甘ったるいやつなんだろうと思っていたら、意外と甘さはかなり控えめ。まったく甘くないというわけではないけど、アクセントとして微かに感じる程度。
味は副原料の印象の通りで、ヘーゼルナッツから感じるオイリーな感じと、ココナッツのクリーミーなフレーバー、バニラの甘い香り。それらを木樽感が包み込んで、後ろの方には微かにベリー系のドライフルーツ感。
口に含んでから余韻を感じるまでの間に、複雑な味の変化の仕方を見せてくれる。

どのフレーバーもそれ単体で結構支配的になれる要素なのに、主張しすぎずに調和していてバランスが取れているのが不思議な感じ。
樽感も結構あるのに塩辛くは感じないし、オイリーすぎてもたれもしないし、甘ったるくて飲みにくいということもない。

あまりにバランスが良すぎて、ちょっと押しが弱いかなとすら感じる。それくらい刺がない。
度数も12%と、この手のスタウトにしてはやや控えめかなという印象。
オムニポロだし、缶も黒いし、もっと毒々しいタイプかなと思っていたのでちょっと意外。
甘さ控えめなのでフードと合わせても良いと思う。コッテリ系のフードだと若干もたれそうなので、ミックスナッツやドライフルーツとの相性が良さそう。

ややコスパが悪いかなとは思うけど、上品でリッチな味わいのBAインペリアルスタウト。
これはこれで、年の瀬にはちょうどいい一杯かな。

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