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クラフトビール日記:Vertere Fraxinus

来週末には天気が崩れ始めて梅雨入りとの噂。
その梅雨が終わればいよいよ夏山シーズンか。
今年はどこに行こうかなぁ。

そんな梅雨入り前の今日は、午前中に身体を動かして午後はウマ娘の映画を見て。自宅に帰ったら一通り家事を済ませて夜は収録。
色々と予定を詰め込んだので、明日はゆっくりしよう。

そんな一日の締めは、新工場も稼働したVertereから。
これも多分新工場で作られたもの。
シングルホップIPAとのことで、おそらくSapidaのように濁りのあるIPAだろうと予想して買ってみた。

感想

シトラスよりはトロピカル寄りの、明るい甘みと酸味を感じるIPA。
オレンジ風の柑橘感もしっかり存在するが、どちらかというとパイナップルやアプリコットのような甘酸っぱさの方が目立つ感じ。
予想通り濁りがあってフルーティなので、これもまたヘイジーIPAに分類して良さそうだ。

モルトの厚みも感じるもののキレは良く、それの余韻は短い。ただしホップの苦味は控えめながらも長く続き、グラッシーなフレーバーの持続は長い。
この苦味と甘酸っぱさが混ざった感覚が洋梨っぽいというのは、わからなくもない気がする。
グラスの底の方は甘味を残しつつ苦みがやや増して、メロンやスイカの青さも感じられる。

VertereのシングルホップIPAらしく、ピーキーさも隠さない、ホップのありのままの姿といった印象。
飲みやすい、舌触りの良いヘイジーは美味しいのだけど印象が似てきてしまうので、時々こういった個性的なIPAを飲むとはっと目が覚めるような感覚になる。
この、良い意味で洗練されていない感じの、剥き出しの質感を時々味わえるのがVertereの面白いところかなと思う。
新工場が稼働しても安定のVertereクオリティ、今後も安心して飲めそうで何より。

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