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クラフトビール日記:南都酒造所 Okinawa Sango Beer Double Up IPA

そんなに暑いわけでもないけど、なんとなくインペリアルスタウトっていう気分じゃないんだよなあってことでIPAを飲む。
今週は木曜で終わりだから火曜日にビールを飲んでもいいのだ。

さて、今日飲むのは沖縄土産のクラフトビール。
正直、沖縄はクラフトビールが弱い印象がある。オリオンビールが強すぎるっていうのもあるかな。
でもそんな沖縄でふと見かけたこのDouble Up IPA。ネーミングから察するにおそらくDIPAを意識しているだろうし、値段も結構強気。度数もやや高めの8%ということで、これは期待してもいいんじゃないかなってことで買ってみた。

感想

グラスから香るのは柑橘+トロピカル系のフルーティで、割と甘め。WCBやうちゅうのように洗練された感じではなくて、Vertereのどっしりとした柑橘感に近いかなあという印象。
フレーバーもフルーティで、割と今風な感じ。
ただし味自体は香りに違わず割とドライで、もったりしたような甘みはなくすっきりしてるかな。

温度が上がってくると柑橘感がさっと隠れて、ホップの苦味が前面に出てくる。正直なところ、もう少し香りが残って欲しかったかなとは思うのだけど、このキリッと苦い感じがやっぱり沖縄のビールだなーとも思う。その苦味は誤解を恐れずに言うと、一昔前の苦味が強めのIPAっぽい感じ。

今風のフレーバーと古風なホップの苦味が、温度の違いで表情を変えるというのは割と面白い。
ただ、割と早い段階で味が切り替わってしまうので、今風のフレーバーを楽しみたいのであれば野菜室ではなく冷蔵庫の方に入れて、しっかり冷やした方が良いかも。
これは沖縄の温暖な気候も意識しているのかもしれない。

さて、以降は余談。
このビールとは全然関係ない話なのだけど。
200本まであと十数本に迫ったこのクラフトビール日記、しばらく更新が滞りそう。
移転に備えて冷蔵庫の中身を空にする計画もいよいよ佳境、ついに手持ちの「まだ飲んだことのないビール」のストックが尽きて、更新が止まる可能性が高まってきた。

ちなみにストックしてるのは京都の三銃士シリーズが1本ずつと、KBSの2018と2019。全部BBAインペリアルスタウトじゃねーか……。
どれも飲んだことのあるビールなので、買い足したりしない限りしばらく日記に加えるようなビールは出てこないはず。
一ヶ月程度の間にビールのストックをゼロにするつもりなので、この日記も長期休業になりそうだ。

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