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クラフトビール日記:アサヒビール アサヒスタウト

ビアギーク勢にはいまいちピンと来ないかもしれないけど、アサヒビールって実はビールも作ってるんよね。

私のクラフトビールとの出会いはこれだろうなぁ、アサヒスタウト。
CDジャケットにも使ったくらいだし、思い入れのあるビール。
こればっかり飲んでた時期もあったくらい。

作っているのは天下のアサヒビール、しかも季節限定でなく通年で売ってるはずなのに、どういうわけかなかなか買えない幻のビール。
目白の田中屋ならいつも置いてるので、たまに立ち寄ったら買ってみてもいいと思う。

感想

鉄っぽい香りと醤油っぽい香ばしさ、ドライフルーツ系のフレーバーも。
軽い酸味も感じるけど、これは麦由来のものかな?
ビター感は控えめで、麦らしさのよく出た、ちょっとポーターっぽさもあるスタウトかなと思う。

温度が上がってくるとじわじわとロースト感が出てくるけど、基本的には麦の味。副原料をふんだんに使った、モダンでハイアルコールなインペリアルスタウトとは違う印象。

後味はアサヒらしくすっきりさっぱりしてて、最後まで余韻として残るのがロースト感という感じ。
割と歴史のあるビールで、方向性もかなりオーセンティック。今の極まったインペリアルスタウトとは真逆のスタイルだけど、だからこそ逆に新鮮味があるかもしれない。

しかし恐ろしいのはこれ、250円で買えることなんだよなぁ……。
インドの青鬼より安い。さすがはアサヒビール。

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