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クラフトビール日記:Omnipollo x 3sons Noa Scoop!

さっき飲んだOrvalがボディ軽かったので、連休の締めにはちょっとチョイス間違えたかな……と思って締まりそうなやつを再度選んでみた。
それがこのOmnipolloと3sonsのコラボインペリアルスタウト、Noa Scoop。
冬の寒さだとやっぱり、こういうインペリアルスタウトじゃないと締まらないような気がする。

こいつは確か、BA Mammutを買った時に一緒に買ったもの。
あんまり内容を確かめずにオムニポロのスタウトならイケるだろと思ってカゴに入れてしまったやつなのだけど、副原料をよく見てみたらいちごの文字。
もしかして苦手なベリー系スタウトかな、と思いながら恐る恐る飲んでみる。

感想

グラスに注ぐとまずはオムニポロらしい濃厚なチョコの香り。そして遅れて、やや甘めのストロベリー。
……これ、日本人だと思い浮かぶのアレしかないのでは?
そう、アポロチョコ。冗談抜きでこのビール、アポロチョコの香りがする。

まぁ飲んでみたらさすがにアポロチョコの味はしなかったんだが。
結構しっかりとチョコフレーバーを感じさせつつ、モルトやホップの存在も感じられる。ココアっぽい濃厚さはあるものの、そこまでどぎつい甘さやオイリーさではないかな。
イチゴのフレーバーはうっすらと。味として感じるというよりは、飲んだ時に鼻を通る香りがイチゴを思い出させるくらい。スタウトらしく軽い酸味はあるものの、ベリー系の酸味とはっきり認識するほどではない感じ。
底の方にちょっとイチゴジャムみたいな甘酸っぱさをちょっと感じるかな。
ベリー系が苦手な私にとってはちょうどいいバランス。

一応甘みはあるんだけど、ノアピーカンマッドケーキより甘くないかな。
まったく甘くないとは言わないけど、明らかにペイストリースタウトのそれではない。
甘さの度合いで言えば日本のお菓子という感じ。

液質はかなりどろっとしているのだけど、意外にもボディはそこまで重くない。
度数なりの厚みや海外スタウトらしいコッテリ感はあるけど、いつまでも余韻が残り続けるような感じではなくて、グラスから口を離すとあっさり切れていく。
オムニポロなのにこんなに短くていいの?なんて、ちょっと切なくなるくらい。

飲み応えはあるけど、コレ単体でお腹いっぱいになるような感じではないので、フードとも合わせられなくもない。といっても一応甘い系スタウトの部類に入るし、チョコ感が強めなのでチョコと合わせると被るし、ナッツくらいしか相性の良いフードはなさそうなのだけど。

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