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日本選手権準決勝 NTT東日本対三菱重工EAST

誰が投げるんだろう?と思っておりましたが、奇策の本間連投。なんというか、将棋でいうと初手で飛車を三2に振るような(後手番なので)、そんな気がしていました。

しかしその策がバッチリで。本間投手は自分は勝手に力投派なのかと思っていましたがこの日は連投で逆に余計な力が抜けたのか、変化球が冴え渡っていました。亀川コーチの指導もあるのかなあ。無四球ナノが良かった。

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打線は初回に久木田矢野にタイムリーが出て3点。まだ初回とはいえ、勢いを継続できたのは良かったですね。


2回は中山がタイムリーで、4-0。


それでも強打のNTT東日本。心配でしたが、本間投手が良かった。作戦成功という感じでしたね。

そして5回、中山と小柳に連続ホームラン。6-0。この追加点は大きかった。

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しかしまだ安心というわけではなく。伯和戦のようなことがありますから。実際8回から大澤投手に交代し、1失点。もっと取られてもおかしくなかったかなあ。

9回は荒川投手。正直、大丈夫かなっていうのもありました。実況の小野塚アナは「経験豊富な荒川」と言っていたけど入社後初めての全国大会じゃないですかね。なんとなくベンチの野手も心配そうに見えましたが、1人ランナーをだすも併殺で三人切り。決勝進出となりました。

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三菱重工EASTの母体である三菱重工横浜の歴史からすると、初めての全国大会決勝ということになりますね。ただ名古屋が2018年に優勝し、その時の監督が佐伯さんなので。安田や小柳もいますし。

準決勝で大野投手を温存し余力を残して決勝に臨むことになったのは大きいですね。それ以上に屈辱的な負け方を何度もしてきたNTT東日本に全国で一矢を報いたのが良かったです。(都市対抗での借りは都市対抗で)いろいろな思いがありますが、「決勝は思い切って」ではなく、神奈川のチームとして、勝ちに行ってもらいたいです。

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