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日本選手権 終了

日本選手権は大阪ガスの優勝で終了。予想外でした。トヨタ自動車、ENEOSを倒してきたHONDA熊本が優勝だと思っておりましたが。監督さんがおっしゃっておりますが、投手陣の息が切れてしまったようです。正直熊本に勝たせてやりたいという気持ちはありました。

トヨタ自動車戦の劇的な勝利といい、ENEOS戦での少ないチャンスをものにするバッティングと言い、正直羨ましかったし、見事な打撃陣だと思います。主力選手もまだ若いし、しばらくはつねに上位に来る存在になるだろうと。みんなパワーヒッターなんだけど、なんとか食らいつこうとしてくるし、簡単に三振もしない。でも、積極的に振る。

9回のHONDA熊本の攻撃での牽制球ですが、BSの映像を見る限りセーフだと思います。動画実況の大前一樹アナと解説をしてくれた黒木知宏さんもかなり言葉を濁していましたので。

しかも抗議に出た渡辺監督に対して抗議を認めず、ベンチに戻るよう流し、一塁審判はランナーに食って掛かるような感じでなにかを叫んでいました。誤審かどうかは別にしても、抗議権を認めないのもちょっと理解できない。近畿の審判ですし、いろいろと勘ぐりたくなります。まあ、逆をつかれた代走も悪いのですが。2点差だし。社会人野球の審判は本当には本当にイライラさせられる。もっとしつこく抗議しても良かったと思います。ビデオ判定かAI化を早急に進めてもらいたいですね。

ちなみに今季のスポニチ大会で対戦し、撃ち合いの末9回1アウトからエラーが出て追いつかれ、タイブレークで満塁ホームランを打たれて負けています。去年の選手権は2回戦で勝っていますけど。

HONDA熊本の選手たちはたしかにパワーヒッター何だけどよく見るとやっぱり選手たちが状況に応じて逆らわないバッティングだったり、ランナーを進めるような意識があったり、つながりを感じる。それは大阪ガスも然りでした。

以前HONDA熊本の監督さんが「うちの事業基盤はバントと筋肉」とおっしゃられてました。

パワーを活かしながらも送るところは送る。正直これが勝てるチームなんだろうなと。パワーだけですと、どうしても接戦に弱く、ハマったときは強いけどハマらないと負けてしまいます。あくまで私の考えですが、個の力に頼る野球はトーナメントには向かないと思います。強固な「個」が「和」になって戦うのが社会人野球だろうと。

HONDA熊本の野球は、全社会人チームが手本にしたいものでした。優勝をさせてあげたかったです。明日からは、そう思いませんけど。

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