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都市対抗第一代表決定戦 三菱重工East対東芝

一応仕事の休みは確保した。後は「行く・行かない」の決断だった。去年「ミスターライアー」をして負けたことが心のなかにものすごく引っかかっていて、今年はゲンを担ぐ意味も込めて「行かない」を決断。もちろん、コロナが怖いこと、都市対抗予選に入れ込みすぎるのをやめたいこともある。

動画観戦は打球方向がパッとわからないので疲れる。先発大野は立ち上がりさえ乗り切ればと思っていたが、ポンポンと打たれて3失点。これはダメかという。

しかし山中がホームランで一点を返し。2回で追いつくことが出来た。その後はジリジリとした展開。三菱重工Eはやっぱりあと一本が出ない。ミスも絡んで失点し。

それでも7回に追いついてなお満塁で八戸。ここで大量点を取ってくれればなんとか試合終了までに横浜スタジアムに行くことはできるだろうと着替えて準備。八戸はセーフティスクイズなんかもありそうと思ったら代打中山。

あまり良いイメージが無いので三振で終わってくれと思ったら、最低最悪の併殺打。ああ、もう負けだなという。実際8回表に森が絶体絶命のピンチで、「終わった」と動画を見るのをやめました。

ところが1球速報を見たら0点になっている。1塁3塁で松本のゴロを一塁の久木田が冷静にホームで封殺(セーフっぽかったけど)、さらにセンター前ヒットで二塁からホームに帰ろうとしたランナーを武田が刺した。

裏の攻撃をとったとはいえ、タイブレークでは先行が精神的に有利。なんとかしたいところで、不振の津田が値千金のホームラン。若者らしい思いっきりの良いスイングだった。

9回は長島かなあと思ったら本間が続投。春先は打ち込まれることが多かった本間だが、キレイに3人で抑え、勝利。

2年ぶりの第一代表ということになりました。2013年には「ENEOSのお陰で都市対抗に出してやった」と誰かに言われたので、第一代表で本当に良かったです。

勝因はやはり8回を0に抑えたことでしょうね。本当は7回で突き放してほしかったですけれど。天晴な試合でした。動画中継はめったに見ないのですが、動画だからこそ気がつく部分もありました。各選手あんなに積極的に振っていくとは思わなかった。

ただまあ、やっぱり現地でしか味わうことができない一体感と感動もあるなあと。来年以降も都市対抗予選の代表がかかった試合は動画にするつもりではあるけれど、動画は感動がないので。また考えたいと思います。

社会人野球の横浜スタジアムにしかない華やかさと、熱さ。私は近畿・東海・東京・北関東・南関東しかいったことがないけれど、神奈川(西関東)の華やかさと熱さは、東京ドーム以上だと思っています。

今日の試合。山中も初回の守備はあれだったけれど、投打に躍動していた。津田も含めて若い選手が活躍するのは未来が明るいですね。プロに取られそうだけど。

東芝は藤村を温存して、若い選手に雰囲気を経験させよういう狙いもあるように見えた。本来、7回から藤村を投入することもできたわけですから。

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