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印象に残った試合 2010 都市対抗野球神奈川予選 ENEOS対三菱重工横浜

この年は神奈川に1枠しかなく、第二代表はなく、関東代表決定戦回り。今や「関東代表決定戦?なんじゃそら」って人のほうが多いかもね。

神奈川は予選リーグを戦った後、順位に応じたトーナメントでした。三菱重工横浜は、東芝・ENEOSに完敗。今のレギュレーションなら、敗退でした。

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トーナメントでクラブに勝って、迎えた準決勝。まだ都市対抗予選を見始めて日も浅かったし、吐くくらいの緊張感がありました。今は自分が気合を入れてもやるのは選手と思っているけれど。

三菱重工横浜の先発はエース亀川投手。ENEOSは前年に清見投手が抜けて。廣瀬かなって思ったら、予選リーグで全くてなかった大城でした。

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試合は亀川投手が2本のホームランを打たれ、0-2。絶望的な気持ちでした。6回、田城選手がレフトスタンドに叩き込んで、1-2とする。覚えているのはとにかく三菱重工横浜の応援がすごくて、ホームランで一気に行けるぞ!って雰囲気になった。

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大城投手はこの後ENEOSのエースになりますがこのときは精神的な弱さが見て取れまして、明らかに雰囲気に飲まれていました。

さらに予選リーグでは全くてなかった五十嵐選手が二塁打。この動画で少し応援の雰囲気が伝わるでしょうか。

続く今野選手のタイムリーで追いつきます。


この後亀川投手が粘りの投球を見せて。7回、代わった廣瀬投手から佐々木勉選手が打った瞬間、センター最深部への特大ホームラン。

写真が悪い

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長年MHPSと三菱重工横浜のブログを執筆されてるSATOHさんの写真が素晴らしいのでリンクを貼っておきます。打った瞬間、ガッツポーズでした。

それでも負ければ敗退ということで、ENEOSの打線が怖かったのですが。そこはエース亀川投手。高安捕手のリードも巧みで、焦るENEOSを手玉に取ります。

結局2回以降ENEOS打線にバッティングをさせず、完投勝利。ENEOSの予選敗退が決まり、三菱重工横浜が第一代表決定戦に進出しました。ほんとに今思い出しても、いい試合で、最高の試合でした。ただ、このあと5年間、ENEOSには辛酸を嘗めることになり、この時を知らないファンから小馬鹿にされることになります。最後はセカンドフライでしたが、アウトの瞬間ガッツポーズして立ち上がってしまい。当時は一番上で見てたので、視界を邪魔することはなかったが、変な目では見られたな。

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勝ったあとに聞く三菱讃歌は、格別なものがあった。


予選リーグでは大城投手を全く打てなかったわけで。勝てるとも思えなかったのですが。今思い出しても、本当にいい試合。

この年は予選リーグ全敗、前評判不利から都市対抗野球大会へ行き、ベスト4まで入ります。諦めずに必死に戦った結果かな。

この試合を思い出して、しょげてた自分も改めようと思った。まだチャンスが微かに残されているなら、それにかけようじゃないかと。一度ダメなら、二度目を作ればいい。そこまで持っていく。10年後に、またこの試合に勇気づけられました。可能性がある限りは諦めないでいようと思います。

佐々木勉選手のホームランは、忘れられないなあ。写真がぶれたのは、興奮してたから。今は写真に対する情熱が薄れた。動画のほうが多いし。ぶっちゃけ野球はいいカメラといい席を取れば、ある程度の写真は誰でも撮れる。


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