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「テクノロジーが代わりに働いてくれる社会」への道

「<テクノロジー>が仕事を奪う」


イマドキはそうやって怖がる人もけっこういるみたいだけど

「<テクノロジー>が代わりに働いてくれる」


半世紀前くらいまではそんな未来を夢見てたもんだ
能天気だったのかね
(*´ω`*)

なんであれ遅かれ早かれ
「生産」は<テクノロジー>がやってくれるようになる

そうしたら
人間ができることは?

「消費」

人間だけができること⇒それは「消費」

それは<テクノロジー>は”代替”してくれない

ロボットが”グルメに舌鼓”とか”温泉でほっ”とか
せん
”ライブでいえーっ”とか”好きな人とらぶらぶでーと”とか
ぜーったいにせん!

「消費」は「欲望」だから

人間が<テクノロジー>の奴隷になるんじゃなくて
<テクノロジー>を奴隷にして人間は貴族になるという社会

それが可能になる

日本じゃ許されないのかな?
どうやらロボットとお友だちになりたいみたいだけど…
(;´Д`)

今世界では270万台のロボットが工場で”働いて”いる
24時間365日休むことなく
今後毎年60万台を超えるロボットが増えていく

”彼ら”はいつか自分たちの権利を主張して
”労働争議”を起こすようになるのかな

やるとしたら人間の”入れ知恵”
「キミたちは搾取されてるんだ。今こそ立ち上がれ!」
そう扇動されてやがては目覚めたロボットたちが反乱を起こす…

こんなシナリオも
悪かないのかな?
現実であっても

ねぇ日本の皆さん
(*´ω`*)

社会は創造するもの

ただし
「<テクノロジー>が代わりに働いてくれる」社会は
”自動的には”やってこない
というか
”万人に”自動的にやってくることはない

黙っていれば大金持ちだけがそれを独占し
ますます富を得て
”思い描いた”超格差の「ディストピア」が訪れる

人間を奴隷にするのは人間だけ
マシンじゃない

もうひとつの
みんな大好きなシナリオ
そんでええ?

「<テクノロジー>が仕事を奪う」
そこでは”持たざる者”は仕事すらも持てなくなる
収入はなくなり消費できなくなる

実際それはもうすでに始まっていて
10年以内に”完成”する

だからそれがいやなら
今から始めなきゃならない

「<テクノロジー>が”みんな”の代わりに働いてくれる」
そういう社会作りを

誰にとっても理想の社会

「消費」は人間しかできない

まずはこの基本原理

人は必ず衣食住に支出する
1人あたり”ギリギリ”の生活費を年120万円として
日本人1.2億人なら毎年144兆円
日常生活のために買い物をする
これ”最低”でも

同じ144兆円を日本の超富裕層0.15%の18万人で独占したら
それを継続的に消費に回すのは大変だろうね
胃袋も身体も一人に一つづつしかないの
”最低”なんだし

そんな大変じゃないかな
一日たったの200万円づつか…
でも”最低”なんだし

何にせよ国民に購買力をつけることは
資本家・経営者にとっても
超「合理的」

消費者がいなければ
生産は不要になり
富裕層は”利益”を取れなくなる

ということはやっぱり
ベーシックインカム
貧困層のみならず富裕層にもいい制度なのだ

ベーシックインカムという新時代

竹中平蔵が最近それを提言して
なんだか炎上してるみたい

”月7万で暮らしてみろ”
という批判のようだが
別にそう言ってないみたいだよ
まぁどうでもいいけど
せっかくなんだから”尻馬に乗っちゃえば”?

肝心なのは「政治的リアリティ」

理想はいいけどどうやって実現するの?

必要なのは戦略

月7万円という金額
年間予算で100兆円
国家予算と同額
GDPの2割

じゃぁ”十分な”金額は?

例えば年300万円
年間予算360兆円
国家予算の3.6倍
GDPの7割

これでも足りないんだろうけどね
欲望は尽きない
だから経済は果てしなく成長するのだ!
\(^o^)/

不十分だと言って無理ゲーな要求をして元も子もなくすより
まずは現実的な数字から始めた方がよくね?

これが「政治的リアリティ」

「7万じゃ生活できねー」
そこが一番多い不満だろね

実現性の知恵

そこで所得制限の話を出す
所得制限して予算を圧縮する

「それは”ベーシックインカム”ではありません。BIは国民に一律に…なんちゃらかんちゃら」
というシチメンドーな批評家がいる

だったら
”パーシャルベーシックインカム”ならどうだ
批判してないで”発明”するんだよっ!


所得制限なら
問題は線引き

日本には億万長者が2%いる
そこを割り引いたってたかが知れてる

逆に15%の貧困層
”まず”ここにだけ支給する

これなら現実的…

あれ?
だったら今の”生活保護”でよくね?

あれ?
生活保護行き届いてないの?

行き届いてたら
15%の貧困層は存在しない
はずだけど

なんで?

インフレという不安

インフレは需給のアンバランスが原因だと言うね
需要に対して供給が追いつかない

この際は供給はマシンが不眠不休で自動でやってくれる

リソースに限界があるとも言う
エネルギーと土地

それも今や次々に天才たちが現れ
テクノロジーが解決しつつある

野菜工場、代替肉、昆虫食、ユーグレナ
栄養は問題ない
VR技術で味も食感も自由自在

3Dプリンティングにより
オンデマンドでパーソナライズされた需給システムは
マスコントロールの必要性を過去のものとし
マテリアル的にもビジネス的にもロスはゼロになる

ベーシックインカムにつなげる生活保護制度

お役所の担当者は真面目に仕事をしてる
国家を守り国民の公平のため
”不正受給”を防ぐべく戦ってくれてる

生活保護を受けてるのは160万世帯らしい
日本には5700万世帯くらいあるから
生活保護受給は3%くらい
方や
貧困世帯15%

このギャップは
お役所の生活保護申請窓口担当者の”おかげ”!

彼らの活躍で
年間16兆円近くもの支出が”節約”できてる!

これって

良い話?

でも彼らは本当に
日々の仕事を平然と”鉄面皮”でこなしているのかな?
彼らも日本人だよね

「受給条件」というハードル

もちろん受けたい側には呪わしい
だけど
窓口担当者にも本当は面倒なんじゃない?
チェックも大変だし
”紙一重で却下”なんてことを何度も繰り返さなきゃならなかったら
自分だったらきっとハゲちまう

貧困率15%なんちゃらというのは
「厚労省」が集計してる
ということは
明確な”貧困の条件”があるわけだ

「相対的貧困率」国民の所得の中央値の半分未満の所得しかない人々の割合

日本では年収122万くらい
中央値が240万って
なんだ?それ
いつの時代だ?

現在生活保護の支給総額は3.8兆円
それを今のまま”貧困世帯”に広げると
20兆円くらい

ベーシックインカムの5分の1で済む
単身者ならひとり10万とか13万とかくらいだし

ちなみにこの20兆円は”必ず”全額消費に回る
貧乏人なんだから
毎月だし

どこかのとぼけた財務大臣が
「コロナ給付…なんか全部貯金になったみたいだよ」
とか
消費してもお金は消えないんだよ
貯蓄額は変わんねぇんだよっ!

この20兆円で
政府が大好きなGDPは確実に上がる
財務省が大好きな消費税収も2兆円増える
消費財メーカーの売上も20兆円上がる
先進国貧困率世界ランキング4位という不名誉も解消
どころか貧困率ゼロに!
…なんてことにはならないんだけどね
支給分も”所得”に繰り入れると
年々また下層の人が繰り上がってきて対象者が増えていく
なんかこれ「アキレスと亀」か?
(・o・)

ベーシックインカムにつなげるとするなら
”一人頭いくら”がいいけど
いくらかな?

10万だとして
母子2人家庭なら20万
…結構ギリ
子供二人ジジババの6人家族なら60万
…働かない方がいいかもな

「10万で生活できっかよ!」
ここでもまた単身者が暴れるね
でもこれ「生活保護」だし…

ただここには「孤立社会」という問題が関係してくる
「孤立」は様々な副次的な問題につながっていく

孤立解消の答え
それはもはや「結婚」「家族」だけじゃなくて
”共住”や”集住”という形もある
これを推めることは
これからの社会には必要になってくるね

崩壊した旧来型「コミュニティ」のリノベーション

”カネ”だけの問題ではなく
”社会そのもののカタチ”の問題

ここにはまた別な議論がいるな

支給システム

ベーシックインカムにも必須なんだけど
スムースに支給する”システム”がいる

3%の今でさえ窓口がいっぱいだったり
支援するNPOの手が回らなかったりするのに
それが5倍に増えたらコストも5倍に…

んな馬鹿げたことはやめよう!

せっかくのマイナンバー
これで「申請」できるように
当たり前だけどスマホでね
またはコンビニATM

”多重受給”は防げる

それと”なりすまし”

本人確認は金融機関やら暗号通貨取引所とかで
さんざんやられてる
いい加減技術も枯れてきてんじゃね?

収入条件チェックは事後に
事前じゃなくてね
そうすれば即時受け取れる
税務申告で収入をチェックして超過分は回収する
”行って来い”にはなっちゃうけど

働いてたらここでチェックできるけど
収入はいろいろ誤魔化せる
ここの対策は”無限”になっちゃうんじゃないかな
”制度のロス”という問題かも

「賞金稼ぎ」ってのはどう?
”貰って逃げてる”やつを捕まえたら賞金
でもグルだったら…
とかやっぱりキリない
”縛り首”ってならいいけど

暇な時考えよう

ここらへんの制度システム構築
初期段階としては
規模的にも丁度いいんじゃ

まぁマイナンバー反対貧乏人は
清貧を取るか否か
という選択になるけど
どうしてもと言うなら
代替案出して

それならと
「負の所得税」という案を
これまた竹中平蔵が提案してる

e-Taxっていうシステムもすでに安定運用してるし

ひとつ調整が必要なのは基礎控除額
48万円?月に4万?
バカいってんじゃねぇよ!
という金額は少なくとも倍にしないと
扶養家族の分が戻ってこない

そしてベーシックインカムに

国民全員に無条件一律支給

本当にそれがいい?

貧困層がいなくなったら
後はじーっくり議論すればいいね

”急いで救わなきゃならない人”はもういないんだから

金持ちにいる?
働く意欲なくなる?
政府の奴隷になる?

幸い日本は世界で最も成功した「社会民主主義国家」
あれ?民主主義国家だっけ?

なにはともあれ
世界中から称賛される素晴らしい民度の民の国だ

国民の多くが貧困に喘いでいるのに
誰だって金持ちだって
心痛めてる

なんであれ
貧困はとっとと解消しよう!


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