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ローカルハブは「自治体事例データベース」に産まれ変わります。

この記事の最後に「民間の立場から官民連携に携わる方」向けに、一緒に協業してこの領域を盛り上げていきませんか?と言うお誘いも書いています。この記事を読んで、ちょっとでも話してみたいと思っていただけたらご連絡いただけますと、とても嬉しいです。

 ローカルハブの父ちゃんの佐々木です。この度、世界で唯一「えっ?これが行政の情報発信なの?おもしろ!」と目を疑う様な、ワクワクする情報が集約されているローカルハブは

自治体事例データベース|ローカルハブ

へと産まれ変わり、β1.1版として再出発します。リリースしてから9ヶ月間で見違えるほど成長したローカルハブの成長記をご覧ください。

 9ヶ月前、リリース時のまだまだケツが青いコラムも併せてご覧いただけると、さらに面白いかもしれません。

プロダクトリリースにただただワクワクしていた9ヶ月前

詰めの甘いビジネスモデル

 結論から言うと、あまり必要のないモノを作ってしまったんだと思います。リリース当初は全くそんなことを思っていませんでしたが。(むしろこれで世の中がマジで良くなる!と自信満々でした)

図1.リリース当初想定していたローカルハブのビジネスモデル

 いや、このプロセスがあったからβ1.1がリリースできたと言う点では絶対的に必要だったのですが、これ単体では何もうまれないモノを自信満々に作りました。

 プロダクト単体では良質な官民マッチングが生まれず、当初想定していた「自走して連携が生まれる」状態とは程遠い現状でした。

はっきり言えること「自走はあり得ない」

 この記事を読んでいただいている方は、民間の立場で官民連携を促進しようと頑張っている方が多いかと思います。はっきり言えることが一つだけ、上記の図1のように「地域課題が可視化され、民間がそれにエントリーするモデル」に自走はあり得ません

 いま、自治体と民間をつなぐマッチングサイトがポツポツ増えてきていますが、全てのサービスが「民間に自走して使ってもらう難しさ」の壁に確実に直面します。もちろん、ローカルハブも同じような壁にぶち当たりました。

DOから始めるPDCA(むしろDDDD)

 手を動かすことで、人が集まり、ペネトレイトし始めました。「とりあえずやってみる。」とても大好きな言葉です。

普通じゃあり得ないとても仲のいい自治体職員さんの存在

 この壁は、実際に利用していただいている多数の仲のいい自治体職員さんや企業さんにゴリゴリにフィードバックを貰い、爆速で改修をかけていくことでしかペネトレイトできなかったと思います。

 特に仲のいい自治体職員さんの存在はとても大きかったです。東京にお越しいただいて飲み明かしながら改善点を話し合ったり、実際に地域に伺って実情と照らし合わせながら「本当に地域にとって必要なモデルは?」を語り合い、夢のなかでも仕事するほど考えました。

 こういう、民間の立場も理解しながらも自治体目線でド直球フィードバックを頂ける関係性の自治体さんが周りにいる環境は、本当に幸せなことだなと感じました。

 また、朝から晩まで自治体さんと毎日MTGを実施し改善点を端的にまとめてくれたメンバーにもとても感謝しています。

重要なのは「何を成し遂げたいか?」

 自治体事例データベース|ローカルハブはβ1.0→β1.1で見る影もないくらい劇的な変貌を遂げたわけですが、きっかけとなった裏の立役者に一人のガチ勢の存在がありました。

 実は、β1.0をリリースした直後「このモデルで成長させるのは難しい。開発費もあまり残ってないし、サポートを厚めにしてそこで収益化していくしかないな、、」とプロダクト自体の成長を諦めようとしたタイミングありました。

 そんな時に「軌道に乗るまで開発費はよしなにで大丈夫なので、開発工数に関わらずローカルハブの成長を優先させましょう」とガチ勢が僕に提案してくれました。

 「上っ面ではなく、本質的に日本を良くしたい」という僕の志と彼の思想はリンクする部分も多く、政治信条や日本に対しての想いが似ています。飲むといつも朝までコースです。この提案に救われました。ここから爆速のシステム改修がスタートするわけです。

結局は人対人

 β1.0リリースから9ヶ月、ユニークで強力メンバーが増えました。特に印象的だったのが、大学生インターンコーダーとして関わっていた福ちゃんとの一幕です。

 β1.0もコーダーとして関わってもらっていましたが、内定が別の大手企業で決まっていたため、一時的に最前線から離脱していました。彼が離脱してから3ヶ月後、彼から飲みに誘われ向かうと「ローカルハブにフルコミットさせて欲しい」と言われました。聞くと、本質的に世の中の役に立ってるかどうかわからなくなって、毎日が楽しくないと言うのです。

 私が「よろしく」と答えると、彼は上場大手企業に就職してから3ヶ月で退職を意思決定し、ド茨の道のうちへ再度ジョインしてくれました。彼の存在もまた、改修が爆速で進む一つの大きな要素となりました。

9ヶ月間ですごく実績が増えました

 ローカルハブはすごくたくさんの人に支えられて成長してきました。まだ生後9ヶ月、ハイハイの状態ですができることも多くなってきました。もう直ぐ掴まり立ちですかね。

ローカルハブ単体の実績

・利用企業数:25000社※
・実証実験自治体数:56自治体
・アカウント開設自治体数:165アカウント
・官民マッチング数:237例
・うち事業化検討:32例
・うち事業化、予算化:11例(2000万を超える高額受注例もあり)
                         ※関連事業含む数値


メンバーの実績(外部からお声がかかることも多くなってきました)

・東京都の官民連携ピッチイベントの審査員

・東京市町村自治調査会調査研究「民間事業者等との協働による行政課題の解決に関する調査研究」研究協力

・(公社)東京都中小企業振興公社「【実践編】~自治体職員と行政営業立ち上げ者から学ぶ~自治体と連携するために必要な知識と具体的な方法」セミナー他登壇

・金融機関との官民連携領域における協業連携(いずれプレス出します)
・世田谷区庁内向け官民連携セミナー登壇

全国の自治体職員さんと一緒に創ったローカルハブβ1.1

ありがとうございます

 改めてローカルハブは多くの自治体職員さんのサポートで、自治体事例データベース|ローカルハブへ産まれ変わりました。本当にありがとうございました。そしてこれからも全力で甘えさせてください。その代わり、地域のためにめっちゃ頑張ります。

ローカルハブでイケてる日本をもう一度

「自治体職員が地域にとって本質的に価値のある事業者と繋がれる手段
リリース当初、ローカルハブがこういうものになればいいな、と考えていましたが今もこの気持ちは同じです。

 ローカルハブを通じて、地域課題解決にとって本質的なコミュニケーションがたくさん生まれることを期待しています。

 これから日本に生まれてくる子供達が「日本に生まれて本当によかった」と心から思えるような、そんな「イケてる日本」をローカルハブで創っていきます。

 今後とも、自治体事例データベース|ローカルハブをよろしくお願いします。

【協業のお誘い】民間の立場から官民連携に携わる方へ

 今、官民連携に関する何かしらのwebサービスやコンサルテーションサービスを展開されているかと思います。

 もしかしたらローカルハブを競合として認識されており、リサーチのためにこの記事に辿り着いた方もいらっしゃる方もいるかもしれません。

 しかし官民連携領域は未開拓で、まだまだ伸び代だらけの市場であることは理解されているかと思います。それを民間の立場から何かしらの手法を用いて推進していく難しさもまた、同時に感じられているかと思います。

 そこで私からのお誘いです。「一緒に協業して地域、日本を良くしていきませんか?

 「日本を本質的に良くしていきたい」という志が一緒であれば、社会的にもビジネス的にも最高のパートナーとしてこの領域を盛り上げていけると確信しております。

 組み方が具体的にイメージつかなくても大丈夫です。ざっくばらんにブレストして決めましょう。競合とか勝ち負けとか、そんなくだらないことは置いておいて、どうやったら世の中が良くなるかを一緒に考えて行動していきたいです。

 想いだけではなく、ビジネスにも繋げましょう。特に弊社は多数実績、多数企業との繋がり、さらに多数自治体との強力なネットワークで以て、御社の事業に貢献できることが多いと思います。ビジネスと社会性のバランスが取れた協業連携を模索しましょう。

▼自治体事例データベース|ローカルハブ
・企業数:25000社※
・実証実験自治体数:56自治体
・アカウント開設自治体数:165アカウント
・官民マッチング数:237例
・うち事業化検討:32例
・うち事業化、予算化:11例(2000万を超える高額受注例もあり)

ローカルハブβ1.0リリース後9ヶ月間での実績
※関連事業含む数値

 少しでもお話ししてみたいと思ってくださった方は、ぜひ下記より「協業について」をご選択いただき、ご連絡ください。

一緒に世の中を良くしていけるのを、楽しみにしております。
ローカルハブ 佐々木

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