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新型コロナの感染症法「5類」への引き下げに反対したい

新型コロナの感染症法「5類」への引き下げには反対で、テレビの報道見るたびにモヤモヤしている。
沖縄タイムスでもやもやしていることが報じられていたのでリンクを貼っておく。

新型コロナの感染症法「5類」引き下げの課題は 医療費の負担増え、医師「受診控え起きかねない」<沖縄タイムス+>

インフルエンザにかかった場合、治療にかかる期間は新型コロナの半分もない。会社員ならうまく土日が挟まれば有給休暇で対応できて負担も少ないだろう。でも新型コロナの場合はそうも行かないのではないか。
自宅隔離期間は10日程度まで縮まったものの、有給をそこまで余らせている会社員もどれほどいることか。
現在流行中の新型コロナは重症化しにくいと言われているが、インフルエンザと比べた場合には当然重症化率は高くなるはずで、万が一入院となった場合に負担は計り知れない。
都会に住んでいる若い人たちはお年寄りと同居しているケースは少ないかも知れないけど田舎に住んでいる若い人はかなりの確率でお年寄りが家にいる状態。
一人が感染し、自宅待機と言われれば皆が感染しかねず家族のうちの誰かは入院しているという状態が来る日も近いと思われる。

新型コロナの感染症法「5類」への引き下げには下記の3点を前提に話を進めてほしい。
・特効薬が完成していること(インフルエンザでいう”タミフル”のようなもの)
・ワクチンの十分な確保(接種権が入らずに病院に行けば希望者が誰でもすぐに打てる状態)
・自宅隔離期間の休業補償(会社員でもおそらく有給休暇では対応できない人が多い)

上記3点のうちどれか一つでも欠けているのなら引き下げはすべきではない。
現状に合わせて新たな分類を創設し、医療負担に配慮すべきだ。

たまにテレビ見てても誰もこういう話をしないので怖い。


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