クラウドログってどんな事業部? 〜これまでの軌跡について語り尽くしてみた〜 ークラウドログ社員インタビュー#5
こんにちは!クラウドログnoteチームです。
クラウドワークスが運営する工数管理SaaS「クラウドログ」の社員インタビュー第5弾として、クラウドワークスへの参画前と現在を比較する形でこれまでの変化について語っていただきました。
メンバー紹介
内山駿 - 開発グループ
役割:クラウドログ開発責任者
職務内容:開発責任者として、プロダクト・機能開発の方針検討からコーディング、フィリピン在住のオフショアメンバーマネージメントも含めて開発に関わるものすべてを担当。
磯辺美穂 - カスタマーサクセスグループ
役割:カスタマーサクセスマネージャー兼プロダクトマネージャー
職務内容:普段はカスタマーサクセスとしてお客様と伴走しながら、プロダクトマネージャーとしてお客様の声を開発グループに伝えて新しい機能を検討する役割を担う。
中山遼 - 開発グループ
役割:開発マネージャー兼スクラムマスター兼エンジニア
職務内容:要件整理、機能の仕様検討、それらを推進するチームのマネジメントを担当。
小杉亜由美 - カスタマーサクセスグループ
役割:カスタマーサクセス
職務内容:既存顧客向けに活用支援、運用サポートをメインに担当。その他、システムサポート(問い合わせ対応)、ヘルプページの更新、バックオフィスの業務を兼任。
クラウドワークスへの参画によるインパクト
──参画先であるクラウドワークスに対して、電縁のチームがそのまま移籍してきたんですよね。
磯辺 そうです。イノピーエムというサービスと一緒に移籍したんですが、移籍する前にクラウドワークスの酒井さん(現クラウドログ事業責任者)が先に1人で電縁の中に入ってきました。そして最終的には一緒に移って、そのあとクラウドワークスのメンバーが続々と入ってきたという流れです。
──電縁の参画が決まったときはどんな様子だったんでしょうか。
内山 最初は会社が変わることでどんな影響が出るのか全然わからなくて不安でした。会社を移籍すると決まったのは本当に突然だったので、これからどうなるんだろうと。結果として、開発に関しては想像以上に今まで通りでした。開発手法についても干渉されるようなことは何もなく、それまでの体制・開発手法を維持できました。
中山 内山さんの言う通り、日々の開発っていうところだとあまり変わらなかったですね。Windowsを卒業してMacBookが貸与されて喜んだくらい。(笑)
──営業面では変化がありましたか。
磯辺 そうですね、営業が一番変わったと思います。クラウドワークスはもともとオンラインで営業していく力がすごい会社なので、その要素が入ってきたのがクラウドログの中で変わったことです。しっかりTHE MODELに則ってしっかりKPIを設けて、CRMを駆使して、マーケ担当がつくなど体制が強化されました。
小杉 昔は今よりも開発と営業の垣根がありませんでした。公式ブログを更新して、入ってきたリードに電話して、営業に行って、請求書を出すところまで私も磯辺さんも全部自分でやってました。最近は分業化が進み、ここ一年くらいで全体的に組織ができ上がってきました。
──気持ちの面で変化はありましたか。
磯辺 クラウドワークスに移籍してからの方が、前向きな気持ちになれているような気がします。社内でクラウドログが評価されているからですね。
──電縁だった頃はあくまでも一つのサービスだったということでしょうか。
中山 電縁はSIer事業が主力事業だったのですが、SIer事業以外の一つとしてクラウドログがありました。私たちの事業部は売上の規模が相対的に小さかったんです。
中山 会社の中で今自分たちが運営しているサービスの存在感が大きくなって、誇りを持てるようになりました。売上も急拡大していて、会社からも期待されているなと感じることが多く、好循環ができました。
──ずばり、電縁時代から考えるとどのくらい進化しましたか。
小杉 私が一番の古株で、入社したのは2009年でイノピーエムにジョインしたのは2015年なんですが、当時はメンバーがまだ4人くらいしかいなかったんですよ。それぞれの立場でエンジニア1人、マーケ1人、営業1人、その上にマネージャー1人の組織体系といった感じで。現在は売上もメンバー数も10倍以上に増えています。
会社内組織とターゲット顧客の変化
──開発手法や体制がどのように変わったのか詳しく教えてください。
中山 開発メンバーが増えたことは大きな変化ですね。私が入ったとき開発チームは、日本人2〜3人に対して、フィリピンのオフショアメンバーは9人ほどでした。それがいつの間にか日本の方が人数が多くなって、フィリピンのメンバーとも密にコミュニケーション取るようになりました。
内山 開発手法や体制は大きく変化してきました。まず、デザイナーが入って、しっかりデザインできるようになりました。開発言語という面では、GoやReactで新しいものが作れるようになったことも変化したことの一つです。目新しい機能を作っているわけではないのですが、中身はどんどん洗練されていっています。
磯辺 ちゃんと検討した上で作れている感じはありますよね。
小杉 昔は大手企業の運用に耐えられるかなという不安を抱えることも多かったです。いまでは営業が吸い上げた要望や課題に対して、きちんとプロダクト検討会という形で意見を出し合いながら、機能に落とし込んでいく場がありますね。
──ではターゲット顧客がSMBが中心だったところから、大手企業向けに対象がだんだん広がってきたのでしょうか。
小杉 そうですね。昔は年間で数社の大手企業から受注が取れたら嬉しいという感じでした。いまは最初から大手企業に照準を合わせています。
──ターゲットが変わることによってどんな変化がありましたか。
磯辺 営業ですと、SMB向けには機能説明のためにデモンストレーションを行う営業スタイルがメインになります。ですが、大手企業向けになると、課題が明確ではないお客様の温度感をいかに上げていくか、課題を吸い上げるためにいかに細かくヒアリングするかという点に注力するので営業手法は異なります。
内山 システム開発においてはお客様の規模によって何かが変わることはないです。お客様の要望に応えたり、潜在的な課題を解決していく経験を一つ一つ積み上げていくうちに、だんだん大手企業の期待に応えられるようになっていったのかなと思います。
企業文化(電縁とクラウドワークス)
──会社が変わったことで企業文化的な面ではどんな変化がありましたか?
内山 電縁は良いことは良いというし、悪いことは悪いというストレートにフィードバックし合う文化でした。クラウドワークスは成果をデンタツし称賛するという文化があります。どちらが良いということではないですが、クラウドワークスでは意見や変化を受け入れられやすい環境だと感じました。
小杉 私はワーキングマザーなんですが、クラウドワークスでは柔軟な働き方ができて助かっています。フルフレックス、フルリモートの制度があるので、おかげさまでフルタイム勤務ができています。リモート勤務する人が異質な存在ということは全くないですし、いままでお会いしたことがないメンバーとも円滑にコミュニケーションが取れて素晴らしい文化だなと思います。
──多様なバックグラウンドを持つ人々を受け入れるパワーはどこから来るんでしょうか。
内山 電縁のときから就業形態に関係なく、頻繁にメンバーを変えながら一緒に働いていました。そこでの柔軟さとクラウドワークスの受け入れやすさがかけ合わさってできた文化かもしれませんね。
──クラウドワークスの「デンタツ・称賛」について、具体的なエピソードを教えてください。
中山 直近だと月次定例会で、「今月はこういう機能開発がありました。作ってくれた人、ありがとう!」と感謝を述べる取組みがありました。そこでは開発だけではなく、今までスポットライトが当たりづらかった運用監視をするチームも称賛を浴びました。”運用監視があることでクラウドログが守られている”ということを定例会で共有する、守りのチームにスポットライトが当たるのは良いことだなぁと思いました。
内山 チームの中にいる人たちは理解していても、それ以外の人たちからは何をしているのか分かりづらいことってどうしてもありますよね。それを月次定例を通して周知するようにしました。そうした機会がなかったとしても、少なくとも誰かを攻撃したり、悪く言うようなことはもともとありませんでした。
小杉 ”みんなちゃんと頑張っている”という視点が常にあり、性善説を信じていますよね。
磯辺 わかります。人の仕事をちゃんと尊敬しているというか。それはすごくいいですよね。なにかあっても、じゃあこれは謝っておくからあとは任せて、とか。みんなそう言えてる感じはある。
──不満がある場合はどうするんでしょうか。
一同 みんなで言い合っていますよね(笑)
中山 不満というか、「不具合をもっと減らしてほしい」など、真っ当な要望はきちんと伝えます。
小杉 これも一重にどのチームもマネージャーたちが、ちゃんと機能しているということだと思うんですよね。メンバーの不満が爆発するとか、あの人は本当に大丈夫だろうかと心配になってしまうような、そういう深刻な状態には陥らない体制になっていると思います。
磯辺 あとは、私も小杉さんも全フローを知っているので、なんとなくあそこはこうしてくれたらいいのにな、とか、想像がつくから要望を上げやすいのはあると思います。
内山 それにこれまでたくさんの困難を乗り越えてきて、一緒に苦い思いをしているので、誰かを責めるっていう発想はないですね。
磯辺 そうですね。ただ、それはここのメンバーだけじゃなくて、新しく入ってきたクラウドワークスのメンバーとも信頼関係を築けているのはいいところかなと思います。
未来の仲間へ
──最後に、これからクラウドログを志す方々に対してメッセージをお願いします!
中山 クラウドログは一人一人と向き合うことを大切にしている職場です。どんな人でも受け入れる懐の深さはみんな持っているので、恐れずにぶつかってきてください!リモート勤務でも人間関係が気薄になることはありませんし、エンジニアとしてもかなりおすすめできる組織です。
小杉 体調を崩して思うように働けなくなったり、介護や子育てなど誰もが経験するライフステージの変化があっても、様々な働き方を選択できます。個性的なメンバーが多いですが、それぞれの役割を通して、クラウドログの事業を成長させるぞ!という気合十分なメンバーが揃っていて、常に前向きです。体育会系とも違うのですが、話してみるとみんな嘘みたいにあったかくて、お互いがお互いを尊敬し合う関係を築いています。
内山 クラウドログは各々が専門の領域を持ちながら、ボーダーレスな組織かなと思っています。肩書きに縛られずに垣根を超えて、一緒に経験し、協力していくところが文化としてありますし、これからもそういう組織を目指してやっていきたいと思っています。ここに共感できる人に来てほしいですね。これまでずっとチャレンジの連続でしたが、これからも続きます。一緒にチャレンジしてくれる方は是非!
磯辺 主語が”自分”ではなく、”事業”になるような人と一緒に働きたいと思っています。例えば「私は営業だからこれ以上はやらない」と線を引くのではなく、そこは「事業のために何ができるのか?」と考えて行動できる人に来てほしいです。自分達の持っている事業に投資してもらえるって、素晴らしいことです。伸びてるときは組織の雰囲気もすごくいいし、日々働いていてもすごく楽しいです。でもこれを維持できるようにしっかり結果を出していかなくてはなりません。楽しく働きつつ、結果にコミットするぞ!という気概のある方をお待ちしております。
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