#1読書記録(戯曲関連本編)

こんにちは、青木葎です。

心身ともに動ける日と動けない日が続きますが、見返し用とまとめようと思います。リハビリですね。

【読んだものたち】

1、「SAVE THE CATの逆襲」 ブレイク・スナイダー

「法則」の方が貸し出し中でこっちを先に読みました。

「SAVE THE CATの法則」「10のストーリータイプから学ぶ脚本術」につづく第三弾ということもあり、前者の応用ですが「このアイデアはダメかもしれないぞ、の7つの警告サイン」は突き刺さりました。全部あってはまってた。痛い。辛い。

ボクがnoteを通してみてもらおうと思ったのもこれがきっかけになりました。

2、「SAVE THE CATの法則」 ブレイク・スナイダー

http://filmart.co.jp/books/playbook_tech/2010-10-4mon/

シナリオを創作する上では面白いし、読みやすいし、わかりやすい。

「なんだよ、これ、神かよ。スナイダー先生」ってなった1冊。やべぇ。

「save the cat」は<映画脚本>、「シナリオの基礎技術」他シナリオ講座のテキストは<映像作品前提の表現脚本>を書くための参考書。回想や場面転換を多用して等は工夫がいる(かもしれない?)。先日観劇した「春の遺伝子」はかなりの場面転換があったものの、映像と抽象表現が足されることで補完されていた。

 ★補足「シナリオの基礎技術」新井一(去年に読んだやつ)

https://www.google.co.jp/books/edition/%E6%96%B0%E7%89%88%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E6%8A%80%E8%A1%93/cdyvtgAACAAJ?hl=ja

起承転結のつけ方、描写、表現方法について細かく載っている参考書。字が細かくて目がキュッとなるけど、右も左もわからない時にお世話になりました。よく講座テキストと合わせて読み返してる。

3、「戯曲の読み方」 デヴィット・ウォール

創作の参考書として読むものというよりは、演出/役者/劇作家が舞台を作っていく上で戯曲を読み込んでいくかを上げおり、いかに作中の葛藤・行動原理を理解して演出・演技を行うかについてはすごく便利。(「ハムレット」を題材に挙げているが、ボクがシェイクスピアに明るくない人間なのでまずはそこからだった…)

ただ、【台本を読むことも大事だ】とWSで言われたり、台本を読むことにスポットを当てたWSがあったりするので戯曲研究的なもので読んだらいいのかなぁと思いながら読みました。

4、「はじめての劇作」デヴィット・カーター

https://www.google.co.jp/books/edition/%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%8A%87%E4%BD%9C/cXbRPAAACAAJ?hl=ja

創作面で参考にするなら「save the cat」の方が読みやすく、展開の分配、物語のカテゴライズがわかりやすい。ただ「save the cat」は映画シナリオを前提としているため、<演劇の上演を踏まえての設定>を比較して見るにはとても便利。具体的には<テーマ決め><観客と登場キャラクター><シーン設定(物理/視覚的アプローチ面)>で参考になる印象でした。

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創作ばかりは書き続けなければいけないのが大前提ですが、学生時代に独学で突き進んだものの脚本書きに巡り合えなかったゆえに本を読むといかに足りていないかとか見えてきますね。…勉強って大事だなぁ…。

特に<テーマ決め>はボクの苦手課題でもあるので、「書いていく上で意識しておかないといけない部分を再確認する上では」シナリオ講座のテキストが一番わかりやすい。盛り込みのアプローチは「savethecat」の題材カテゴライズを参考にしようかと思います。

それではまた。

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