最近 2022/09/24

長瀬有花さんのライブ映像『プロムナード』を観る。やっぱりすごく稀有な人であり、めちゃくちゃ高い次元でプロダクトとして存在しているなと思う。個人的に今一番気になる人、かもしれない。

長瀬さんと同じ事務所の松永依織さんも2周年ということでライブを観た。こちらはとてもスタンダードなVSingerのライブという感じ。長瀬有花の不思議さと比べると真っ当な、健康的な魅力。どちらも良い。

創作について悩み、山名沢湖『結んで放して』を読み返す。

結んで放して (アクションコミックス)

いつもは勇気をくれる物語がひどく残酷なものに感じられ、今作がすぐれた創作であるということを再確認するとともに己れの重病さを痛感する。

3秒で考えた嘘を4000〜12,000文字くらいの小説に落とし込むのなら息を吸って吐くようにできるし、そのことについてまあまあ自信もあるつもりだが、それが創作なのか、それが黒岡衛星の物語なのかと言われて言い返すことが出来るものだろうか。もう少し誠実な創作について考えるべきではないのだろうか。そうだろうか。わからないままに時は過ぎていく。

とまあそんなことを考えながらうだうだしていたら会心のアイデアが湧いてきたので頭の中でまとめていく。テーマは観てもいない『リコリコ』。百合だよ。