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地方建設工事会社のITエンジニアがSPAJAM2022で本戦優秀賞・長崎賞をとるまでの振返り

こんにちは、デジタル推進室のナナウミです。
先日、本戦が開催されたSPAJAM2022で、弊社エンジニアが、
2名参加したチームが優秀賞と長崎賞を獲得しました!!🎉🎉

優秀賞と長崎賞をダブル受賞しました!!

SPAJAMとは

今年で9回目を迎える SPAJAM2022 は「温泉でハッカソン」を合言葉に、本選は温泉地で、予選はいよいよリアルとオンラインとして開催します。スキルを向上するための競技、交流と実践する場(リアルとオンライン開発)を提供する国内最高峰のハッカソンです。

https://www.spajam.jp/

「ハッカソン=限られた時間の中で、期待される開発物を作り切るイベント」と、私は認識しています!

今回のSPAJAMについて、色々振り返って行こうと思います!

これまでの私たち

このSPAJAMですが、私たちは今回が初めての参加ではありませんでした。 学生時代に何度か参加したことがあったのですが、毎回予選止まりで、
開発物としても、満足のいくものを作りきったことがありませんでした。

 そんな中、数年ぶりに参加した今回、予選優秀賞から選んでいただき、
いきなり本戦優秀賞までいただくことが出来た要因は何だったのか。

また、最優秀賞まで一歩届かなかった要因はどこだったのか・・・。

SPAJAMで勝つために必要なもの

審査のポイントは、テーマ性、ユニークさ等のコンセプトと、コンセプトを実現する能力としての実装力、これらの要素をアピールするプレゼン力も総合して審査を行います。
・テーマ性(テーマに沿って利用者と共感できる価値を提供できているか)
・ユニークさ(アイデア)
・実装力(きちんと動作するか、UI/UX及び技術的要素が高い水準にあるかどうか)。
・プレゼン力(伝えられるか)

https://www.spajam.jp/faq/

上記は、公式サイトのFAQに記載されている審査ポイントです。今回の参加で、この項目について忠実に審査していただいているなと強く感じました。

今回私は、
上記の審査項目を達成することを勝つための「戦略」と捉えたときに、
もう少し具体的な、「戦術」をいくつか用意していました。

なんと、学生時代から成長し、「戦術を考えるという戦術」
を日常業務のなかで手に入れていたのです。(分かりづらい・・・m(_ _)m)

用意した戦術は、以下の3点です。

  1. テーマから連想される、物事の本質的な課題を探る 
    (対象:テーマ性)

  2. 作り始める前にプレゼンで伝えたい価値を想像できるか確かめる
    (対象:テーマ性、プレゼン力)

  3. 有限時間の競技として考え、ユニークさは技術ではなくコンセプトで作る
    (対象:ユニークさ、実装力)

1つ目の戦術は抽象度が高く、再現性が個人の能力にかなり依存してしまう傾向にあるため再度考え直したいなとは思いつつも、

結果的にこれらの戦術がうまくハマって予選・本戦ともに自分たちの成果物としては大満足のものを開発出来て、評価をいただくことが出来ました!

一方で、予選・本戦ともに振り返ると、確実にもう一つ付け加えて
検討すべき項目がありました。それは、

「いつ使うのか」

です。

予選・本戦と2回最優秀賞取り逃して、
やっと気がついた1つの大切な項目です。

予選で優れていたチームは、「思い出」というテーマに対して、
思い出を振り返るとき

本戦で優れていたチームは、「国際交流」というテーマに対して、
朝起きたとき

 では、私達のチームが開発したものはいつ使うのかと考えてみると、
予選・本戦ともにアイデアは個人的に面白いなと思いつつも、ともに弱い   トリガーしか持っていないことに気が付きました。

ということで来年は、4つ目として

4.ユースケースが考えられているか、このアプリを使う場面を
  自信を持って説明できるアイデアを考える

を加えて、リベンジしたいなと思います!!

 今回の3つの戦術を用意できたのは、確実に現職のDX推進業務が活きてきていると思うので、とりあえずDX最高!

 今年のSPAJAMへの参加は、再現性のある戦術をどんどん考えて、レベルアップしていきたいなと思えるとても良い経験でした。

また、来年も楽しみにしています。

長くなってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。


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