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泉南交差点と大原交差点のセット

泉南(せんなん)交差点は環七と水道道路が交わる小さな交差点である。
泉南交差点から少し北に行くと、旧環七があり、そこは和泉通りという。
住所で言うと杉並区和泉。
泉南交差点は、正直小さくて地味。

ここの水道道路は甲州街道に並行に走っており、
新宿副都心という巨大な街に飲料水を供給するための淀橋浄水場に
水を引くために4km西から玉川上水を運んできている。

泉南の一つ南の交差点に大原という交差点がある。
東京でも事故件数がいつもワーストに上がってくる危険な交差点だ。

https://www.sonpo.or.jp/about/useful/kousaten/2021/13/

大原以外の東京で事故の多い交差点、さもありなんである。

それぞれの交差点の危険だなというポイントは想像がつく。
ここにランキングされていないが熊野町交差点も常連だ。
交通量の多さ、死角、上り下り、構造など、やはりそれなりの理由がある。
自分も池袋六ッ又交差点は特に嫌いだ。

さて本題の泉南交差点について。
ここは環七の外回りと内回りで意味合いがそれぞれ異なる。

まずは北向き(外回り)について。

一つ南の大原交差点は南から来る場合、常時右折ができない。
つまり環七から新宿方向に甲州街道を右折ができないということ。

これだけ大きい交差点でありながら大原交差点は十字路ではないのだ。
でも新宿に行けないなんて大勢の人が困るので、そこで泉南交差点の出番。

甲州街道は右折不可、水道道路を右折する

大原交差点を過ぎて、次の泉南交差点を右折すると水道道路に入り、新宿に進める。
新宿に急いで行きたい場合、水道道路に入ったあと、適当なところで再度右折して甲州街道に戻ろう。
水道道路は片側1車線の道路で、路線バスが多く走るため、朝は動きが思った以上に鈍い。


次は南向き(内まわり)について

泉南交差点を北から来る場合はその先の大原交差点の右折(調布方面)の車両が、
特に朝多い。それこそ、泉南交差点よりもずっと北まで伸びていて、大原を右折したいのに、いったい行列の最後尾はどこ??となるぐらい並ぶことがある。

勝手を知らない初見者は右折レーンに並びそびれることもあるかも知れない。
前方車両がトラックやミキサー車など大きい車など前の状況がわからないので、
多少ゆとりを持って、周りの動きに合わせるといいかもしれない。

よく見ると、安全かつ上手な運転手もいるので、真似をしてみるのもいいだろう。

そして事故件数のワースト常連の交差点に近づいた時は
より注意して進行することをお勧めする。
他人が事故を起こしやすいということは自分もそういうこと。

事故は他人ごとではなく、自分事。

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