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パパに+α…私の想い

平日の朝はご飯が常で、土日の休日はパン食になる。
ある日の休日。
テーブルにベーコンエッグやソーセージとサラダを用意し、子供達は牛乳、パパにはコーヒーを入れる。

そして、食パンのトーストの時もあれば、パン屋さんの美味しいパンの時もある。

どーん!とテーブルの真ん中に買って来たパンを並べる。
パパはいつも子供達と(今までは)私 優先。
ケーキを買って来た時も同じ。

子供達が各々パンを選んでいくのをニコニコ見守る、パパの嬉しそうな顔。
「おっ!もうええの?じゃ、これとこれ…」
パパの好きなパンが残ってるワケ。

私は、パパの好きなパンを買っているし、子供達にはそれを取るなと言ってあるから…。


ところで、この歳まで何故パパと呼んでるか?
うちのパパは、少しモデル経験がある。出会った頃は“国生さゆり”似。
似…というより、そっくりだった。
洋風顔だ。
今は、ナインティナインの矢部さんに、かなり寄ってきたけど  ^^;
義姉は、東京でグラビアモデルをしていたという。“二谷友里恵”似。義母が亡くなり、お家の整理をしていると、押し入れからポスターや看板の様な物が沢山出て来た。
芸能界の大御所さんから、何度かお家にTELが掛かって来た事もあったそうだ。

そんな訳で長男が産まれると、夫の呼び名はパパになった。


夕食は、パパだけ一品多い。
昨日は鮭のハラスを甘辛く炊いた。
お酒の肴になる。

メインは、棒々鶏バンバンジーとチヂミを作った。
2種類のタレも作る。
他に、鶏を茹でた汁にタラの白子とお葱を入れると、立派なスープになる。


「どっちがどっちのタレや?」
正面の娘に、嬉しそうな優しい顔で聞くパパの笑顔を見逃さなかった…。
今でもずっと、食事を楽しみにしてくれているのは嬉しい。

スープは、1人1つずつの白子が入った。
でも、パパには2つ。
「はい、これパパね」と子供にテーブルまで運んでもらう。
最後に入れた娘の白子が、欠片だった。
「えー、Rちゃんのこんな小さい!」
「ごめんね…」
パパのとは入れ替えないよ。

お肉の時も、パパが一番大きなお肉。
「はい、これパパね」



これは、特に娘へのある種教育になるかもしれない。
毎日頑張って働いてくれる旦那様へのリスペクト。

でもね、これは教育ではなく単純に、私の気持ちでした…。

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