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私の持病『原発性アルドステロン症』

子供のように、いまだに落ち葉の上をザクザク踏み鳴らして歩くのが楽しい♡かこ♡です😊

実は私には持病がありまして、経過観察中だったのですが、一年ぶりに病院でCT検査を行って来ました。

『原発性アルドステロン症』

難病に指定されてましたが、平成27年7月に指定から外れました。

5年ほど前、フィットネスジムに通っていたある時、月一度の諸々の計測日に血圧を計ったところ上が200越え!何度計っても200越える!妊婦の時でも血圧は安定していたのに😅

トレーナーに「今日はワークアウト出来ませんので、このまま直ぐに病院へ行って下さい!」と言われ、素直にそのまま病院へ行った。

生まれて初めて「高血圧症」と診断され、降圧剤を飲む日々・・・。けれど、血圧が下がらず、どんどん強い薬になっていく。

2年くらい続いたある日、たまたま風邪をひき、違う病院へ診察に行ってみた。そしてそこの先生に、一度の血液検査をした方が良いと言われ検査すると、腎臓の数値か異常であった。

これが『原発性アルドステロン症』の疑いがあるとの事。

運良く、地元の市民病院に腎臓の病気に定評のある腕の良い先生がいらっしゃるとの事で、紹介状を書いてもらった。

“高血圧症の5~10%を占める「原発性アルドステロン症」
厚生労働省の調査によると、高血圧と推定される日本人は全国で4,000万人以上。実に3人に1人は高血圧と言われています。高血圧の原因の多くは遺伝的要因や肥満や飲酒、運動不足などの生活習慣が関係していると考えられています。しかし、「原発性アルドステロン症」は、生活習慣とは関係なく発症します。”

『原発性アルドステロン症』とはどんな病気?

“原発性アルドステロン症は、アルドステロンというホルモンが副腎(厳密にはその一部である副腎皮質)から過剰に分泌されることによって引き起こされる疾患で、その結果、血圧上昇や血液中のカリウムの低下に伴う各症状(多尿、筋力低下、不整脈など)をきたします。多くの日本人の場合、この病気の原因は副腎にできる良性腫瘍(アルドステロン産生副腎腺腫)といわれていますが、腫瘍が発生する理由はよくわかっていません。通常、腫瘍は片側の副腎にできることが多いのですが、なかには左右両方の副腎にできる場合もあり、それぞれ治療法が異なるため、病変の部位診断は非常に重要です。
原発性アルドステロン症のリスクは?
高血圧性の臓器障害に加えて、ホルモン自体の心血管系への直接作用による心血管系合併症の頻度が少なくありません。すなわち、脳血管障害、心筋梗塞などの虚血性心疾患、大動脈瘤、心不全、腎不全などの病気を引き起こす危険性がより高くなります。とにかく早期発見・早期治療が重要です。”

『原発性アルドステロン症』の検査と診断

“CTで見つかった副腎腫瘍原発性アルドステロン症の診断は、まず採血をして、血液中のアルドステロン濃度が高くないか、または別のホルモン濃度(レニン活性)との比をとって相対的に高くなっていないか調べることから始めます。疑いありと診断された場合は、アルドステロンが慢性的に過剰分泌していることを証明するために、いろいろな負荷をかけて(利尿剤などによる薬剤負荷、2時間の立位による負荷など)血液中のアルドステロンの反応を調べる「機能的確認試験」で確定診断します。また、同時にお腹のCTやMRIなどの「画像検査」も行いますが、原因となる副腎の病変が写らないことも珍しくなく、また、左右両方の副腎に病変が存在する場合もあります。”

私の場合は、3つある検査の内『フロセミド負荷試験』『カプトプリル負荷試験』を受けました。この内1つでも引っ掛かると『原発性・・・』なのですが、2時間立ちっぱなし負荷の『フロセミド負荷試験』で数値を越えました。この時「本を読んでも良いですよ」と言われていたので、私は編み物をしました。あー、頭使わずにじっとしとけば良かったかな・・・という後悔が残りました。

『ヨード造影CT検査』では、小さな影(腫瘍)が写りました。

次のステップ『副腎静脈サンプリング検査』

“従って、原発性アルドステロン症と診断されたら、治療方針の決定、すなわち病変部位を確認するために、左右の副腎静脈にそれぞれカテーテルを挿入して血液を採取し、アルドステロン濃度を測定する副腎静脈サンプリング検査を行います。その結果、どちらの副腎からアルドステロンが過剰に分泌されているのか調べます。”

このカテーテル検査が難しいらしい。先生もおっしゃったし、ネットでも手技が難しく“成功率60%(平成30年)”や“70%”との記事も見つけた。(noteで書いてる方もおられた)

『原発性アルドステロン症』の治療法

“片側の副腎にだけに病変がある場合は、病変側の副腎を摘出する手術を行います。通常は腹腔鏡下副腎摘出術といって、内視鏡でお腹の中をのぞきながら副腎を摘出します。この手術は傷が小さいため、術後の痛みも少なく回復が早いという利点があります。片方の副腎を切除しても、反対側の副腎が正常に機能していれば、手術後も身体へ全く影響はありません。一方、両方の副腎に病変がある場合、いろいろな理由で手術が困難な場合、あるいは患者自身が手術を希望されない場合には、アルドステロンの効果を弱める内服薬で治療を行います”

経過観察

私は、『副腎静脈サンプリング検査』が難しいという点、CTに写った腫瘍の大きさが小さい点、『フロセミド負荷試験』で後悔が残った点、手術で片方の副腎を摘出した場合の後遺症等の勉強不足・・・等から、次に進む決心がつかず経過観察になり、現在は降圧剤とあわせて     アルドステロンというホルモンの分泌を抑えるお薬を飲んでいます。

あぁ~、腫瘍無くなってないかな・・・。腹腔鏡下副腎摘出術が怖いな・・・。病気ばかりは、いくら願っても叶うものではありません・・・。


今日、主治医の所へ結果を聞きに行きます。


今日は長々となりましたが、最後まで読んで下さり、ありがとうございました✨✨✨❤️❤️❤️👋😊


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