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FUJIFILMといえば単焦点。FUJIFILM XF56mm F1.2 R WR レビュー

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中望遠単焦点の魅力とは。

普段からずっとカメラを握っている私ですが、ずっと思っている事がありました。
「単焦点レンズが欲しい!!!」
ということで今回はFUJIFILM XF56mm F1.2 R WRを購入・使用してみてわかったことをまとめてきます!

FUJIFILMといえば単焦点。

やはりFUJIFILMと言えば単焦点ですよね。
そこで、使ってみたいレンズをリストアップしてみました。

・FUJIFILM XF50mm F1.0 R WR
▶︎最高だけど、高すぎる……。

・FUJIFILM XF56mm F1.2 R WR
▶︎1番のベスト!

・FUJIFILM XF23mm F1.4 R
▶︎少し広すぎるかな……。

・FUJIFILM XF35mm F1.4 R
▶︎XC35mm持ってるな……。

全体的に良いラインナップなのですが、中望遠を使ってみたかったので56mmにしてみることにしました。


購入・開封

……ポチッと行きました。

開ける瞬間の感動は計り知れません……泣

フォルム自体は胴体部分が太く、先端に向かうにつれて少し細くなっています。
フィルター径は67mmです。

なんて言ったってこのフォルムの仕上がり!
個人的にはとても好きです。
この後の作例の次にこのレンズの使用レビューを書いていますので、是非最後までご覧下さい!


写真作例

前後のボケがとても綺麗かと思います。
このレンズのメリットは被写体がシャープに写る所だと思います。
なのにボケは柔らかく……。素晴らしいです。

基本的に僕は風景以外は開放で撮るのですが、やはりF1.2は凄いですね。
被写体をくっきりと写し出し周りを柔らかくぼかす、ギャップが凄いですね!笑

ある程度圧縮が出来て、それでいてシャープな写りをしてくれます。
主にポートレートレンズとして使用する為の購入でしたが、スナップも問題なく最高のレンズです!

ピント合わせがシビアな所がありますが、当然絞れば問題なく使用できます!

なんと言ってもこのレンズの凄いところは、夜景撮影への耐性が凄いところ。
流石はF1.2。開く分ISOを下げて撮影出来るので、ノイズ問題とおさらば出来ます!

書斎を写せばこのような写真に。
レトロですよね……最高ですよね……。


3ヶ月以上使用してみて…

気づけばXF56mmの購入から3ヶ月半という月日が流れていました。
3ヶ月半使用した率直な感想を書いていきます。

寄り添ってくれるレンズ

このレンズは、私の表現に寄り添ってくれます。
というのも、あらゆる撮影シーンでも使い勝手が良く 夜景からポートレート、スナップ撮影までもこなせる万能なレンズだからです。
中望遠のスナップはかなり場所を選びますが、その分撮れる写真は他のレンズとは違うものを感じます。

また、カバンの中に気軽にしまっておけるサイズ感で非常に重宝しています。

デメリット

このXF56mm F1.2の唯一の欠点と言えば、ピントの合いがかなりシビアです。
FUJIFILMはAPS-Cセンサーとはいえ、F1.2のレンズを使用すれば相当ボケます。
F1.2の開放で撮影すると、被写界深度がとても浅くなりピント面がとても狭くなってしまうため、ピントの合いがとてもシビアになってしまいます。
とはいえ、これはレンズのデメリットではなくF値と被写界深度の話なので、ユーザーが理解して使用していけば問題はないですね!

もう一つデメリットとして、フォーカスの駆動音がかなり大きいことです。写りを考えるとそんな気にもならない事なのですが、普段からXF50-140mmF2.8 を使用している私にとってはかなり気になるポイントです。
わかる人にはわかる「一眼レフ時代のNikonレンズの音」です笑

重さについて

FUJIFILM公式によると、 XF56mm F1.2 R WRの重さは445gだそうです。
大体500mlのペットボトル1本分な訳ですが、持ってみてもそこまで重くは感じません。
ただ、X-H2と組み合わせると約1.1kgにもなるので、ずっと持っているとしんどくなります。

僕は普段からXF50-140mmF2.8とX-H2を組み合わせて持っているので(約1.5kg)重すぎる!とはなりませんね……。
慣れです。

まとめ

中望遠の単焦点は、非常に使い勝手がいいです。
夜景撮影も出来るし、ポートレートはもちろん風景の撮影にもかなり適していると思います。
単焦点を買うか迷っている方には是非おすすめしたいです!


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