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ビジネス書出版社社長の四方山話

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クロスメディアグループの代表による四方山話です。毎週更新しています。
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#日記

【ビジネス書出版社社長の四方山話】情報的健康

先週は、意識をしていたわけではないのですが、食べ過ぎず、飲み過ぎず、よく運動をして、よく寝た1週間でした。おかげで、体調もすこぶる良く、仕事も捗りました。 あらためて、健康づくりには食事、運動、睡眠の3つが大事だと実感しました。 さて、『デジタル空間とどう向き合うか』という本の中に、「情報的健康」という言葉があり、そこで情報が健康に及ぼすことについて触れています。 情報過多や誤った情報はストレスを引き起こし、それが心身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。特にデジタル

【ビジネス書出版社社長の四方山話】マインドフルネス

先週木曜日に、来日中の『スタンフォード大学 マインドフルネス教室』著者、スティーヴン・マーフィ重松夫妻が、当社ZEROGYMのマインドフルネスを体験に来てくださいました。ご招待したのがコロナ直前だったので、3年半越しです。 インストラクターは隈で、NY仕込みの英語で、バイリンガルレッスンをしてもらいました。 最近、経営、営業、編集と、早朝から深夜まで集中しての仕事で疲れが溜まっていたので、ZEROGYMでリセットできました。翌日の朝の目覚めが爽快で、もっと通うべきと痛感。

【ビジネス書出版社社長の四方山話】歴史の旅

経営者が好きな歴史の時代といえば、戦国時代と幕末。御多分に洩れず、私も大好きな時代ですが、最近は他の時代についても本や資料館で学んでいて、どの時代も特徴があって面白いと思うようになりました。 先日は奈良の明日香村を自転車で巡り、大化の改新のあった飛鳥宮跡や日本最古の仏像のある飛鳥寺、聖徳太子が生まれた橘寺、高松塚古墳などを訪れました。そして、さらに足を延ばし、吉野山で世界文化遺産の金峯山寺や吉水神社を参拝しました。 ちょうど『聖徳太子』と『太平記』を読んでいたので、当時を

【ビジネス書出版社社長の四方山話】道具を使いこなすスキル

相馬野馬追(そうまのうまおい)を観に福島県南相馬市に行ってきました。 無数の騎馬が街を闊歩し、甲冑競馬や神旗争奪戦が繰り広げられる大迫力の馬祭りです。 戦国時代が好きな人は、一生に一度は訪れることをお勧めします。 さて、歴史上数千年の間、馬は移動や輸送、戦などで人間をサポートしてきましたが、100年前からその役目は自動車に置き換わり、そしてそこから人類は劇的に進歩しました。 この30年での進歩といえば、コンピューター、インターネット、スマートフォンによるものが大きく、そし

【ビジネス書出版社社長の四方山話】水

夏に学校の前を通ると、学生時代のサッカー部の練習を思い出し、よく炎天下にグランドを走り回っていたなぁと感慨に耽ります。 私は最後のスポ根世代なので、練習中に水を飲んではダメ、というのが当たり前でしたが、こんな暑い中で水を飲まないで1時間も運動をしてたら死んじゃいますよね。 このことは、スポーツが根性論から科学的になったということもありますが、地球が熱くなったということもあるでしょうね。 大人になってからは、水がうまいと思うことよりも酒がうまいと思う機会の方が1000倍多

【ビジネス書出版社社長の四方山話】集中力と運動

棋士やゴルファーなど、経験がものを言うような世界でも、ベテランが若手に負ける場面が多く見られます。 これには、集中力が一因としてあるようで、体力が衰えることでの集中力の低下によるミスが勝負所で出てしまうからです。 加齢ではなくても、長期にわたる運動不足は心筋と骨格筋の衰えを招き、体力の低下に繋がります。そして、代謝が悪くなり、酸素や血液などの脳への栄養状態も悪化し、集中力が低下してしまいます。 そんなこともあり、私はどんなに忙しくても運動を欠かさないようにしています。

【ビシネス書出版社社長の四方山話】 ブランディング

今年は自分のメディア露出を増やしていこうと考えています。 これまでは目立たずに経営をしていましたが、クロスメディアグループが次のステージに行くためには、創業者である自分が表に出て経営や事業、商品、会社の魅力を語ることが必要だと感じているためです。 コーポレートサイト、ブランドサイト、広報メディアというオウンドメディアでの情報発信やセミナー、SNSなどで、著者やパートナーの方々と連携をしながら積極的に活動をしていきます。 昔は、社長が講演活動に熱心になると会社が傾くと言われて

【ビジネス書出版社社長の四方山話】アート思考

最近は日本画に興味があり、関係する展示会や美術館に足を運んでいます。 日本画とは、大和絵、狩野派、浮世絵など日本伝統の絵画の総称としても用いられますが、明治以降の西洋の画風や技術を取り入れた日本伝統の絵画を表す言葉としても使われています。 さて、そもそも自分が美術や美術品、美術館に興味を持つようになったのはなぜかを自問自答してみると、先ずは美術品を観ていると心が豊かになること。または脳が心地良い刺激を受けること。そして、美術館の静けさが居心地が良いこと、が実感することです

【ビジネス書出版社社長の四方山話】インフルエンサー・プラットフォーム

新刊『おとな六法』の紀伊國屋書店での出版セミナー、1,200人もの著者のファンが集まり、超大盛況でした。 クロスメディアグループにこれだけの集客力があったらどんなにビジネスがしやすいだろうと思いますが、会社というものがインフルエンサーになることはないので、この場合、代表である私か、中の人をつくってインフルエンサーに仕立てることになります。が、それは難しいことでしょう。 やはり私たちは、インフルエンサーの人たちが集まる「インフルエンサー・プラットフォーム」になるのが合ってい

【ビジネス書出版社社長の四方山話】短所は長所を消す

近年、教育において「短所を直すより長所を伸ばす」ということをよく聞きます。 これは、学生や子どもには良い教育方法かもしれませんが、社会人には一部の天才を除いては適当な教育方法ではないと私は思っています。 一般的に社会人として成長していくには、周囲の評価を得ながら生きていきます。そのとき、評価においては、短所が長所を消してしまいます。 例えば、コミュニケーション能力が高くても時間にルーズだと営業マンとしては結果も出ないし評価もされないでしょうし、仕事の能力が高くても体調不良

【ビジネス書出版社社長の四方山話】思考力

「忙しくて考える時間がない」と言う人がいますが、では、時間があったら考えるのかというと、そうでもないと思います。 「情報がないから考えられない」と言う人がいますが、では、情報があったら考えるかというと、そうでもないと思います。 忙しい中で、情報がない中で考えることで、思考力は磨かれます。 反対に、暇なとき、情報が溢れているときには、考えることを止めて脳を休ませましょう。 忙しいときこそ考える。暇なときこそ考えない。この習性を身につけることが、長くクリエイティブな仕事を