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私のパソコン、何年もの??

パソコンって自分で購入したものもありますが、会社から提供されたり、人から譲り受けたりしたもの等、性能もよくわからず使っている方も多いと思います。

お店でも、お客様より「このパソコン、Intel Core i5で高性能だから修理したいです」とお持ち込みされる方も少なからずいらっしゃいます。

確かに Intel Core i5は高性能ですが、この名前だけに騙されないよう注意が必要です。

実は最も古い第1世代目のものから、現在は最新の第13世代まで存在します。そしてパソコンの世界の進化は早く、1世代進むごとに性能はどーんとアップします。


世代の見分け方

IntelのCore iシリーズのCPUについては、 必ず後ろに数字が記載されています。少しパターンが違う場合もありますが、ほとんどの場合、1000までなら1世代、2000なら2世代、3000なら3世代というような感じで記載されています。(だいたいこんな感じって思っておくだけでOKです)

Windowsの場合、「設定」ー「システム」ー「詳細情報」を開くと、そのパソコンのCPUの型番が記載されています。

こんな感じです


世代別の性能

◆Core i5の世代ごとの性能比較
 Core i5 13400F  2428点
 Core i5 12400F  1803点
 Core i5 11400F  1560点
 Core i5 10400F  1333点
 Core i5 9400F  941点
 Core i5 8400  945点
 Core i5 7400  541点
 Core i5 6400  498点
 Core i5 5675C  590点
 Core i5 4570  521点
 Core i5 3450  462点
 Core i5 2500  436点
 Core i5 750  297点

 

引用元: ちもろぐ様 Intel Coreシリーズ「i3 / i5 / i7」世代一覧と性能差まとめ


世代間の性能差はすごい

上の表からわかるように、1世代と13世代を比較すると、8倍近くの差があることになります。


何年物?

各世代ごとの発売年は下記のようになっています。

第1世代 2008年
第2世代 2011年
第3世代 2012年
第4世代 2013年
第5世代 2015年
第6世代 2015年
第7世代 2017年
第8世代 2017年
第9世代 2018年
第10世代 2020年
第11世代 2021年
第12世代 2021年
第13世代 2022年

これで使っているパソコンに搭載されているCPUをみると、おおよその発売年がわかりますね。


チラシにご注意!

よく新聞広告やチラシに、激安中古パソコンの記載がありますが、このような広告には世代が書かれていない事が多いです。

「Windows10搭載!Core i7にメモリ8GB、オフィスソフト付き!」

みたいな感じで記載されていますが、CPUの後ろの番号の記載が隠されており、古い世代のパソコンを使用している場合があるので要注意です。

今回はCore iシリーズのみ対応するお話でしたが、比較的安価な機種に搭載されているCeleronやPentiumといったCPUタイプは、番号に少し癖があって覚えないと見分けられません。
なので、ここは素直にそのCPU名をGoogle検索しちゃいましょう(汗

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