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手っ取り早い「給食」問題の解決方法は?

~習慣と文化とその間(Living as Muslimah in Japan 5)

10年以上給食について声を上げ続けてきて、ようやく「食文化の違いに対する給食のルール」が決まる段階まで来て思うのは、「理解していただき、変わるのには時間がかかる」ということです。

だから、例えばムスリム対応商品を作っている企業の方が、行政に「ムスリムが困っているから、給食に弊社の対応商品を取り入れてください」という切り口では、まず動いてくれません。

ムスリムが「給食にハラールなお肉を出してください!」「食べられないメニューを、食べられるようにしてください!」と言っても、聞いてもらえないのと一緒。

現段階では、残念ながら。

在校生の半分以上が、そして行政区域の半分以上の生徒が、なんらかの「食の制限」を抱えている事実が出てきて初めて、動くのではないでしょうか。それくらい現在の給食の制度や行政そのものを変えようとするのは、難しいと考えています。


では、どうしたらいいのか。

手っ取り早い解決方法があります。


給食が食べられなくて困っているのは、誰だと思いますか?
そう、まずは当事者である子どもたち

では、他には?


そう、子どもたちのお母さんです。

私たち母親は、食べられない給食の分、毎日毎日、お弁当を作り続けます。
最長で、幼稚園から高校卒業までの、15年。
子どもの数だけ作るので、2人、3人といれば、複数個を15年間ですよ。(ダンナさんのお弁当も、個数に含めなきゃ)


さらに問題なのは、ムスリムさんは、市販のお弁当用の食材が、ほとんど使えないということなのです。

冷凍食品、ほぼアウト。
お惣菜、ほぼアウト。

市販のものは、シーフード系だろうと野菜系だろうと、あれにもこれにも、ラードやゼラチン。お醤油やみりんや・・・・(遠い目)
もしかして、食べられるかな?と思って成分表示を見たときの、がっかり感は半端ありません。
既存のお弁当に使えそうなハラール食品(主に輸入物。ウインナとか)は、商品も種類も限られています。

だから、自分で作るしかない。
毎食、手抜きができないんです、したくても。工夫もしています。作り置きもしています。でも、限界も。
うっかり寝坊して時間がなくても、とにかく、手早くどうにかしなきゃいけないのです。(遠い目)


最近、ムスリム対応のお惣菜やお弁当を商品にしている企業さんも増えてきました。商品が増えているのも、感じています。

ただそれらは、BtoBの商品で、消費者であるママさんたちの手元には、まったく届かないのです。
喉から手が出るほど欲しているのに、ほとんど手に入らない。

すでに「温めるだけで食べられる」ようなお惣菜を手掛けている、あるいはこれから「冷凍食品」を手掛けようとしている企業の皆さん。

消費者に商品が届くように、してもらえませんか?
行政や大きなマーケットを見る視点を少し、変えてもらえませんか?

地元のスーパーで、普通に使える商品が買えるようになること。
これは究極の願いではありますが、BtoBから少しだけ視点を変えることで、
できないことではない気がします。

皆さんの手掛ける商品を、手掛けようとしている商品を、
毎日お弁当を作り続けているお母さんたちに、
そして、毎日お母さんのお弁当を食べている、子どもたちに、
ぜひ、届けてください。

※Crossbridgeは、消費者に商品を届ける道を作る、様々なサポートを行います。

※実はムスリム対応している、普通においしく、お弁当に役にたつ一品。
そうであれば、日本人のママさんたちにもきっと受け入れられます。


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ムスリム当事者で、日々課題と向き合っているからこそ、
分かることがあるのです。
誰にでもできる対応方法、ムスリムのニーズ、お伝えします。

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