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PlayTech改造計画2

https://note.com/croquette/n/n4f000195bba9 の続き

今回の改造計画で最も試したいことは「安いギターでも良いピックアップを載せたら良い音になるのか」という点だ。どのピックアップを載せるかが重要になってくるが、考えた末にフロントにSuhrのML、リアにDiMarzioのThe Tone Zoneを載せることにした。

今回購入したST250はシングル x 3モデルだったので、まずはリアにハムバッカーを搭載できるようにピックガードを交換することにした。元々ついていたピックガードを取り外し、Amazonで購入した安いSSHのピックガードを取り付けようとしたところ誤算が発生した。多少ピックガードのネジの位置にずれがある可能性は考えていたが、予想以上に大きくずれている。ネジ穴の位置だけでなく、ネックポケットとブリッジの間の寸法が合わないためピックガードを多少加工しないと取り付けられないことがわかった。なかなかこれの対応は面倒だったので、PlayTech ST250を買う際SSHへの改造を考えているのであれば、若干値段が高いとはいえ最初からSSHモデルの方を購入することをおすすめしたい

この際、どこを基準に合わせてピックガードを調整するか悩んで、最終的にブリッジとホーン部分においてピックガードが一番自然におさまるような位置に決めてピックガードとネジ穴の位置を調整したのだが、これは正直失敗だった。ネックポケット部分をしっかり中央に合わせなかったことで、センターが少しずれてピックアップのポールピースと弦の位置が少しずれてしまうことになった。今のところ音質的な問題を感じることはないものの、今後このような作業をする際にはセンターをしっかり出すことを意識しなければいけないと、一つ勉強になった。

ピックガード加工はなかなか大変な作業になった。最初はアクリルカッターを使って頑張っていたのだが、時間がかかる上に曲線部分の処理の難易度が高かった。途中から棒やすりに持ち替えて作業をしたが、なんだかんだ1時間程度作業に時間がかかった。今考えてみればミニルーターを使ってやるのが一番楽で仕上がりも良かったのではないかと思うが、残念ながらその発想が出てきたのは作業が終わってからだった。次回はその方向で試してみたいと思う。

なお、今回もピックガードは配線済みのものを利用した。手軽で時短になるというのもあるし、何よりも普通にピックガードと各パーツをそれぞれ購入していくよりも圧倒的に安い。過去にも購入・利用したことがあるが、品質的にも値段的に十分な品質であり、低予算でのギターいじりを楽しまれている方には是非おすすめしたい。


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