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[ケースレビュー]SKB SC66 エレキギター用セミハードケース

先日の投稿で書いたように最近はギター本体よりもギターケースを探すことに時間とお金を使っている。

SKBのセミハードケースSC-66は、柔軟性はないものの家での保管だったり持ち運びといった場面でとても気に入っているケースで、先日二つめのケースを購入した。

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ギターのセミハードケースには、ハードケースを軽く柔らかくしたようなタイプのものとソフトケースを頑丈にしたようなタイプの2種類がある。このSC66は前者で、形状もスクエア型でハードケースと同じような感覚で使うことができる。ハードケースに比べると軽く、それでいて箱としての強度はかなり高く、コンパクトなので嵩張らないという点で、自宅内や持ち運びにおいてはとても頼もしいケースだ。

SC66はストラトキャスター/テレキャスター用のサイズなので、レスポール系のギターや変形ギターは入らない。ディンキーシェイプのギターは入るものと入らないものがある。手持ちのギターではIbanez AZやT's GuitarsのDST-DX22はギリギリ入れることができた。

温度湿度変化からの保護であったり、家の中での外部からのダメージを防ぐという点では、やはり硬いケースの方が安心感がある。ハードケースの場合は重すぎたり嵩張りすぎるのが難点だ。ケースが重くて嵩張ると、ギターを取り出すのが億劫になってしまう。その点このSC66は3kgとハードケースに比べるとかなり軽く、またサイズもかなりコンパクトなので収納しやすく取り出しやすいという点が非常に良い。他にも色々なケースを試しているが、家の中での収納という点においてはこのケースが今のところベストだなと思い、先日二個目を購入したところだ。

一方で素材が固く、コンパクトでケースの外側からギターまでの距離が短いため耐衝撃性という点では少し不安がある。上の写真がわかりやすいかもしれないが、ギターによってはヘッド部分がかなりケースの外側ギリギリのところにきてしまう。これではもしケースのヘッド側から強い衝撃が加わった場合にギターのヘッドに力が加わってしまう可能性がある。ヘッド部分に余裕があるギターであれば大丈夫かもしれないが、余裕がない場合は輸送には使わない方がよさそうだ。

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