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[ケースレビュー]GID Protection Bag

ギターケース探しの旅は続く。

GID Protection BagはAmazonで8,000円前後で購入できるセミハードケースだ。日本娯楽という会社が企画・販売しているようだが、Amazonのページにも詳細な画像・情報が少なく、ついでにタイプミス(ERECTRIC)もあったりして謎なギターケースだったが、ふとしたきっかけで入手したのでこれもレビューしたい。

このケースは、セミハードケースといっても、フォームが詰まった硬いタイプではなくソフトケースの強度を上げたようなタイプだ。

比較的ゆったりとした造りになっており、変形ギターや箱物は難しいが手持ちのギターに関してはストラトタイプ・レスポールタイプ・ディンキーシェイプいずれのタイプでも難なく収納することができた。

多機能なケースが多い中で、このケースの機能はかなりシンプルでスタイリッシュ。トップ部分にシールドなどの小物が入るポケットが一つあるが、構造上厚みがあるものは入れにくい。もう少し厚みのあるものも入るような構造家、あるいはネック部分などにもう一個ポケットがあればよかったと少し思う。

ケース内部にはネックピロウと固定用ベルトがある。またテイル部分は他の部分に比べて若干厚みが追加されている。全体的に特別分厚いということはなく、強度も特別強いというわけではない。耐衝撃性という点では、正直なところそこまで安心できるタイプのケースではなかった。

持ち手は、ボディサイドのハンドル、リュックサックのように背負うためのベルト、縦方向に片手で持つための柔らかいハンドルの3種類。ボディサイドのハンドルはプラスチック製で頑丈な造りになっている。

機能的にも強度的にも、特筆するようなことはあまりなくベーシックなケースだった。とはいえ造り自体は悪くなく、収納は少ないもののその分スタイリッシュで、値段もどちらかというと安い。最近の関心事である「輸送に向いているか」という点では最適なケースではなかったが、値段と見た目を考えると悪いケースではなかった。


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