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[ケースレビュー]Ibanez IGB541

以前から頭を悩ませているギターケース探しの旅だが、セッション参加などのために家外にギターを持ち出す機会が増えたことで、より重要性が高まってきた。保護力は高いに越したことはないが、重かったり嵩張ったりすると邪魔だし疲れる。そして、気にしすぎかもしれないがハイエンドギターのロゴが入ったケースも、逆に盗難で狙われそうで怖い。そんなわけで都合の良いギグバッグを引き続き探している。

最近ギターの持ち運びではIbanezのIGB541というケースを使用している。部類としてはソフトケースで、重さは約1kg、サイズもコンパクトで持ち運びやすい。デザインも割と気に入っている。

ソフトケースではあるものの、POWERPADというハードクッションが使われているのが特徴。

側面は15mm、底面は15mm + 10mmのダブルクッションになっており、底面と側面は結構しっかりした造りになっている。とはいえ15mmしかなく、背面には入っていないこともあり、折り曲げようとすれば簡単に折り曲げられる程度の硬さなので、セミハードケースのような保護力を期待してはいけない。

ネック部分はベルトで固定できるようになっている。個人的にはここに追加のネックピロー的なクッションが欲しかった。

持ち運び用のベルト・ハンドルが多く用意され、背負う以外に縦持ちと横持ちの両方に対応しているのが良い。造りもしっかりしている。

収納はA4がすっぽり入るサイズのポケットと小ポケットが3箇所。セッションに行く時はシールド類とMooerのPrime P2を入れているが、ちょうど良いサイズ。

総評

比較的しっかりした造りで安っぽさがなく、何よりコンパクトで軽いのが良い。実売価格5000円程度と値段がリーズナブルなのも良い。今まで試してきたソフトケースの中では比較的保護力も高そうだが、理想を言えばこの軽さ・大きさでもう少し頑丈さがあったらより良かった。


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