見出し画像

[メンテナンス]Greco SE600N Super Sounds 1976のレストア2

パーツの取り外しから始める。

画像2

バックプレートを外す。ネジが錆びているので、潰さないように注意しながら回す。

画像1

古い弦を外す。あまりに錆が酷いので、ニッパーで切断して取り外していく。

画像3

ネックを取り外す。この部分は特に錆が酷い。長い間回されていなかったようでネジが固着しており苦労した。

画像4

スプリングを取り外す。5本セットされて指を引っ掛けにくいので細いドライバーを使って取り外す。この部分は普段触れる場所ではないからか、またカバーがついていたからか妙に錆や汚れが少ない。ブリッジは全体的に錆もくすみも少ないため、ここだけパーツ交換されている可能性もありそうだ。スプリングハンガーも外しておく。

画像5

ピックガードは購入時点ですでにネジ止めが行われておらず、外れた状態になっていた。改造の途中だったのかと思ったが、よく考えてみると弦が張ってあったのにピックガードだけ固定されていなかったのは不思議だ。ジャックを外す。

画像6

ジャックとストリングハンガーのハンダを除去し、ピックガードをボディから取り外せるようにする。今回、バッテリー式のハンダゴテを初めて導入してみた。電源コードがないため作業の自由度が高く、LEDが付いていて作業箇所が見やすいのは良い。ただし、コード式に比べると若干温度が低いのかハンダが溶けにくい印象は持った。

 

画像7

ストラップピンを外す。この部分はあまり錆びていなかったので先日導入した電動ドライバーで。

画像8

ペグとリテイナーを外す。そこまでシビアに管理する必要はないものの、一応どのペグがどの弦用だったかナンバリングをしておく。

以上で、ボディからパーツの取り外しが完了した。次は電装系を直す。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?