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コロナがやってきた。。。

ついに来ました。
うちにも。。。
コロナが。。。
いつかはくるかもと思いつつ
どこかで他人事のように眺めてたコロナ。
気をつけなきゃと思いつつも
少し気が抜けてきてた頃。。。
やってきました。。。コロナ。

『かーちゃん、ごめん
熱あると思う、フラフラする。。。
コロナかも』って息子からの電話。
ん??
どーする!?
隔離しなきゃ!!!
真っ先にじーじのことが頭をよぎります。
肺気腫&肺がんのじーじは、
常に酸素濃度が低く、
コロナになんかなったら、
どえらいことなので、
我が家の隔離部屋を慌ててスタンバイし、
慌てて二重マスクして、お迎えへ。

車に乗り込むと同時に
『ごめん』そう言う息子を
後部座席の離れたところに乗せて
全部の窓をあけつつ換気をしながら帰宅。

幸いうちの隔離部屋は
玄関を通ることなく
窓から入ることができ、
部屋にはトイレもあるという
しっかりとした隔離ができる
最高のお部屋。
実はつい先日までおじじが使ってた部屋。
グループホームに入所し、
ついこの前空いたお部屋。
なんというナイスなタイミング!!
(グループホームへ入ったお話しはこちら↓)

そんな隔離部屋に入れ、
熱を測ると40度!!
あちゃーーーこりゃコロナかな。。。
家に常備していた抗原検査を試してみたら
あっという間に陽性。。。
はぁ。。。
出てしまったか。。。
いや、擬陽性もあるかもだし、
ちゃんと調べなきゃ。。。

ん?どこで??

県のサポートセンターが
24時間体制で対応してくれるとネットで知り
すぐ電話。
とても親切に対応してくれて
すぐに検査をしてくれる場所を
調べてくれた。

次の日の朝、教えてもらった菅野病院に
すぐに電話したら
すんなりと予約も取れて
あっと言う間に検査してくれました。
そして、喉が痛いのと、
高熱だったこともあり
薬もその場で処方してくれた。
連れて帰ってきた私は
マスクはもちろん、来ていた洋服も、
全部取り替え、車もすべて除菌し、

息子には
『ごめんね。しばらくバイ菌みたいに
扱ってしまうけど、じーじを守るために
我慢してほしい』と話すと
『わかってる!大丈夫』と。
そこからは、息子完全隔離スタート。
(小さい子だったら、完全隔離なんて
できないから、家族全員感染のリスクは避けられないなと思うとゾッとする。。。)

隔離部屋は二重扉になっていて、
外の窓を開けると小さな土間があり
その奥にもう一つ扉がある
しかもその土間には換気扇がついてる!
(目の見えなかったおじじがタバコを吸えるスペースだった場所)
なんてありがたい。
この隔離のために作ったんじゃ?と言う感じ。
扉を開け、土間に食事をおいて扉を閉める。
すると息子が奥の扉をあけて
食事を受け取り、閉める。
そんな完全シャットアウトで
しっかり接触を防ぎつつも
さらにマスクを取り替え、
手もしっかり除菌!!
(だんなには過剰と言われた。。。
でも、私はじーじを守りたい!!)

そして、次の日病院から電話。
『陽性でした。保健所からの連絡が入りますので、それをお待ち下さい』と。
ですよね。。。
やっぱりコロナですよねぇ。。。
覚悟したつもりだったけど、
太鼓判押されたら、なんだかガックリ。
いや!
しっかりせい!!
あの部屋以外、コロナ持ち込まんぞ!!

って、とはいえ
私って、濃厚接触者!?
私もうつってる可能性は大!?
いや、娘やだんなも?
昨日みんなで食事したよね?
ってことは、じじばばも!?
県のホームページで確認したら
同居家族は全員濃厚接触者だと。。
息子と最終接触した日を0日として
7日間、自宅待機になるらしい。。。

でも次に誰かが発症してしまうと
その人との最終接触を0日として
またやり直し7日間の延長濃厚接触者らしく。。。

えーーーー
家族多いとめちゃめちゃリスキー。
少しずつズレて発症したら
何日間家にこもることになるのぉぉぉ!
と、どんよりしてるところに
娘の学校からメール
【修学旅行の代替として再来週遠足に行きます】と。。。

やったぁぁぁと、めちゃめちゃ喜ぶ娘
え??行ける?間に合う?と
胃が痛くなるかーちゃん。。。

このコロナ禍でスキー合宿やら
修学旅行やらすべて無しになってしまった娘。
本当にかわいそうな学年で
何ひとつ行事ができてない。。。
遠足には行かせてあげたい!!
もう、娘の楽しみを奪わないでくれーー!

そんな想いも重なって、
かーちゃん、必死!!
娘にうつらなくとも、誰かにうつれば
濃厚接触者で期間延長になるわけで
それは絶対避けたい!
私が息子との接触で
絶対もらわないようにしないといけないし、
万が一を考えて
全員マスクして、ソーシャル生活だな!
じーじとは食事をわけなきゃ!!!!
ということで。。。
じじばばは自分の部屋で食事。
私、とーちゃん、娘はいつも6人で使う
テーブルにできるかぎり距離をとりつつ
おしゃべりも控えて食事。
そんな生活がスタートしました。


息子の様子は
発症当日40度になったものの、
次の日の朝には37.8度まで下がり、
検査の際にもらったカロナールを飲んで
ゆっくり寝たら37.5度と
少しずつ落ち着いてく様子。
ただ喉が痛くて、飲み込めないというので
お粥を炊いたり、ウィダーなどでしのぐ。

たまたまテレビで
オミクロンは喉がかなり痛いらしいので
ゼリー飲料など用意しておくといいですよ
って、そんな情報を目にしたもんだから
たまたま前日に買って用意していたもの。
(買っておいてよかったぁ♪)

さらに、数日前に和光市長さんのTwitterで
市の配色サービスも
混雑する可能性があるから、
備蓄をしておいてほしいとの発信を見て
1週間くらい乗り切れるように買い出しをしたばかり!
(これもやっておいてよかった♫)

コロナになったのは、不運だけど、
本当、タイミングが良すぎて
うちって運いいわぁ!!なんて思っちゃったりして♫
(皆さんも、他人事と思わず
ぜひ備蓄をおすすめします!!!)

熱が出た発症日が0日目
検査したのが1日目
コロナ陽性と結果が来た2日目
3日目、保健所からは連絡入らず。。。
もし、このまま私が感染したら、
食事作れないし、
簡単に食べれるものとかほしいな。。
というか、6人で朝昼晩食事するから
食材もどんどん減ってる。。。
と少し不安になってきて
和光市配食サービスに連絡。

とても優しい声で対応して下さり
少し混んでるので、今日の夕方になってしまうかもしれませんと
申し訳なさそうに伝えてくれた。
え!?今日すぐ来てくれるんですか?
もっと時間かかると思ったから、
早めに電話したので、
みなさんも大変だと思うので、
明日でも全然大丈夫です!!
届けてくれるだけでありがたいです!と
お伝えしたら、お気遣いありがとうございますって。
なんか人の優しさにほっこり。
そして夕方まで待たずに、
家族6人分のスペシャルセットが届き、
本当に市のサービスに感謝。


4日目 17時頃保健所から連絡。
名前、住所の確認
具合の確認
パルスオキシメーターの手配
などをして
『お母様がそばにいらっしゃるなら
配食サービスはなくてもいいですかね?』
と言われて、一瞬???
『家族って濃厚接触者だから
外出できませんよね?買い物とか行けないから。。。』と言うと
『配食サービスがとても厳しい状態で
なかなかお届けできないので、感染予防をして買い出しに行ってもらうなど。。。』
と言われ、それだけ感染者が多くて
機能してないんだなぁと、少しゾッ。

でも、市から届いたものは
2-3日分の食事。
となると、やっぱり足りないし
買い物行くのも心苦しい。。
そして、何より私が熱出たりしたら
買い出しなんて到底無理。。
『時間かかってもいいので
配食サービスお願いしておきたいです』
と伝える。

濃厚接触者について何も触れて来ないので
こちらから家族の行動について確認。
『濃厚接触者の経過観察期間はホームペーシで確認したが、その日を迎えたら勝手に外出OKなものか、PCR検査を受けるのか?』と。

答えは→受けなくていい。
そのまま解除になります。
経過観察中に熱が出たり、異変があれば
検査を受けてくださいとのこと。
(前は濃厚接触者全員検査ってイメージだったけど、随分ゆるくなったんだとホッしつつ、こんな感じじゃ濃厚接触者だと内緒にして、普通に仕事や学校に行っちゃう人も沢山いそうだなぁと、少し不安にもなる。。。)

次の日に支援センターというところから
電話がくるので、今後はそちらと
健康観察や相談などしてくださいと伝えられ
保健所とは電話を切る。

5日目、支援センターから電話。
健康観察のやり方を教わり、この日から
朝の検温と体調の報告(ネット入力)がスタート。
配食サービスの人からも連絡が入り、
名前、住所の確認をされる。
ん?あれれ?家族の人数聞かれてないぞ?ということは息子の分だけかな?と気がつき、
電話口の方に確認すると、息子さんの分だけです。家族の分もとなると、改めて保健所に連絡してくださいと言われる。
とはいえ、その時点でもう5日目だったので、
家族の分は申請しないことに。
(ちなみにその後、県からの配食が届いたのは
息子が隔離期間を終えて2日後でした。)

そんなこんなで、
なんとなくバタバタしているうちに
あっと言う間に濃厚接触者の家族たちは
具合悪くなることもなく、
隔離期間7日間は無事終了。
誰にもうつらなくて、本当によかった♫

隔離期間終了とはいえ、
しばらくは自粛生活続行。
娘も登校できると思った瞬間、学級閉鎖。
引き続き、自宅待機(かわいそ。。)
とーちゃんだけは
自宅にあった検査キットで陰性を確認し
お仕事へ復帰。


息子もすっかり元気になり
学校のリモート授業したり
ゲームして楽しそう。
熱も、咳もないし、うんうんよかった!
でも彼はあと、3日間隔離続行!!

9日目
支援センターより連絡が入り、
体調の確認と、クスリなどで症状を抑えていないかなど確認。
(隔離終了前72時間はクスリなどで症状を抑えていないかを確認される。クスリなどをの飲んでしまった場合は更に72時間追加されるるとのこと。)
息子は元気だし、問題なかったので、
明日の23時59分をもって、隔離期間終了ですと伝えられる。

10日目
この日までしっかりと隔離し
寝る間際になって、お風呂に入らせてから
自分の部屋に久々に戻る。
階段で足がもつれる。
隔離生活で足を使わなかったから、
かなり筋力も低下した様子。
若者ですらこれだから、年寄りなら命取りね。。。
とはいえ、久々の部屋で気持ちよさそうに
眠る息子を見て、ホッ。

自分も布団に入り
本当にホッ。
はぁ。。。ひどいことにならず
本当よかったなぁとチラッと思った瞬間
寝落ちzzz
それなりに張り詰めてた緊張感が
ほどけたんでしょうね。。。
あの日は本当よく眠れた。


そんなこんなの10日間。
元気な私が息子のかわりに
対応してるからできたけど、
具合悪い人だけで生活してたら
寝ていて電話に出れないこともあるだろうし、
配食サービスのことなど、頭も回らないから
手配もできないだろうし、
一人暮らしの方はなかなか厳しい状況になってしまうだろうなと実感。
うちは免れたけど、家族全員罹患とか
少しずつずれて感染なんかされたら。。。
本当しんどい。
改めて10日間で終われたことにホッとする。

どこかでいつか来るかもと思いつつも
どこか他人事のようにぼんやり眺めてたコロナ。

たまたま人の言うことに耳を傾け
備えていたものにだいぶ救われた10日間でした。
なので、備蓄していでよかったと思ったものメモしておきます。
誰かがこんな私の記録を見て
あーー耳を傾けておいてよかったぁと
思えることもあるかもなので❤︎

◯紙皿、紙コップ、割り箸など使い捨て容器
暖かい味噌汁なども入れられるように
発泡スチロールのお椀みたいのが大活躍。
あとは3個に分かれたプレートみたいな紙皿も、おかずやメインなど分けてよそえるから
重宝!!
食べ終わったら、燃えるゴミ用のビニールにまとめてもらう。

◯ペットボトル飲料
お茶やお水など、普段何気なく飲んでるものも、隔離してる部屋へ運ぶとなると、結構な頻度でした。市から届けてもらった1リットルのお水が大活躍。
余計なラベルは剥がして、お届け。
飲み終わったら、フタを外してペットボトル専用のビニールにまとめてもらう。

◯ウィダーインゼリーや、朝食バナナ的なドリンク。
最初の2日くらいは喉が痛くて、飲み込めないと言ったので、2日間はドリンクとお粥で過ごしました。
市からも届きましたが、届いたころには普通の食事たべれるようになってしまったので、
2-3個でいいから常備しておくと便利。

◯ビニール袋、手袋
スーパーでもらうサイズと、
45リットルのいわゆるゴミ袋。
洗濯を入れるでも、ゴミを入れるでも、
菌をガードするために二重にして使ったり、結構な枚数使いました。
あとはお風呂入るときに、消毒がしにくい場所をビニールで養生したりなどにも使ったので、沢山あると便利。
手袋も同様に、なんだかんだと使えば安心なので、あると便利。

◯体温計は二つあるといい。
隔離部屋用と、他の人用。

◯ペーパータオル
家族同士、いつ誰が感染するかわからないのでタオルの使い回しをやめ、ペーパータオルにしました。
買いだめしてなかったので、Amazonで慌てて発注。
隔離期間が過ぎた今も、そのまま続行。
またいつやってくるかわからないので。

◯除菌スプレーやマスクなどは
本当に頻繁に使ったので、これもストックしておいた方がいいと思います。

そんなこんなでした。
そして、今息子は後遺症と思われる咳に
悩まされてます。
コロナの療養期間中はそんな辛くなかった咳。
いったん完全に無くなり、治ってよかったね!と言っていたのに、しばらくしたら
絡むような咳が。
熱などもちろんなく、すっかり元気。
なのに、咳だけが残ってるのです。

ニュースでも脳が萎縮することも。。。
なんて、今朝みたし、
とにかくかからないのが、何より。
私も来週3回目ワクチンして、予防に努めます!
そして、またコロナを誰かが連れてくる日を
覚悟して、次に備えておこう思います。

そんな我が家の備忘録でした。

ちなみにこの間、
一切アクセサリーの制作からも離れました。
感染してるかもの私が、お客の手に渡るものを
作っていいわけがない。。。と思い、
オーダーのお客様にご連絡もし、
アトリエにも一切入らずに生活しました。

そんなこんなで2週間近くの制作がストップし、
そのあとはバタバタのわちゃわちゃ。
これもそんなことがあるかも!と早め早めに
POPUPの準備などをしておけはよかったこと。
いろいろいろいろ反省ですね。。。

子供達がお世話になっているボーイスカウトで
『そなえよつねに』という言葉をよく使います。
散々耳にして来たのにね。。。
震災のときも、すごく身に染みて感じたのに。
ダメですね。。。人って忘れるというか
甘えるというか。。
人じゃないか。。。私だ。
のれこらは『そなえよつねに』の気持ちで
しっかりしまーす!!

みなさんもぜひ『そなえよつねに』 ♫


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