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【開催報告】Cross Mentorship in 北日本3期

2021年秋は北日本・関東・関西・九州4エリアで、「自分らしいキャリアを歩みたい」という大学生を対象にキャリア形成支援プログラム「Cross Mentorship」(以下クロメン)を開催しました。
クロメンでは学生同士や社会人との一対一の対話(1on1)を通して、自己内省による自身のキャリア観の醸成と長期的に支援し合える関係作りを目的にしています。
自己内省は自分ひとりで考えればできるように思えますが、クロメンでは他者と対話をすることで自分をより深く知ることができると考えています。
1on1で自己開示を行うことで、他者から見て自分はどう映るのかを聞き、その他者からの言葉によって気づきを得ます。自覚していなかった自分の性格や価値観を知ったり、自分の強み・弱みを再度確信したりとその気づきは様々です。
この経験を経て再度自分の考えを整理することで深い自己内省をしていきます。

北日本3期では、8大学から19名の参加者が集い、2〜4人の参加者とチューター1人のチームに分かれて、それぞれの将来像について真剣に考えました。

プログラム全体の詳細はLPをご覧ください

CrossMentorship in 北日本3期 

DAY1

 当日の様子

Day1では、グループワークにて参加者自身のクロメンを通しての目標を確認してもらい、どのようにDay1を活用するのか明確にした上で参加者同士の1on1に臨んでいただきました。

参加者のT.Sさんは「仮置きのMVVを自分の言葉で編みなおしていく」を目標のもとに話していく中で、自身の使っていた言葉、”人”、”幸せ”などが曖昧であることに気づき、自分の言葉でそれらを表現しようと試みていました。

Dチームはそれぞれの思うクロメンを通しての目標から、Day1終了後の理想状態を決め、そこと示し合わせながらDay中を過ごしてもらいました。参加者それぞれの考える理想状態のために参加者同士の1on1に取り組む姿が印象的でした。(文責:宍倉憂哉)

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 参加者の声

自分が何を言語化できていて、何ができていないのか明確にできたのでday2までに言葉にしたいです!day1よかったです!(東北大学 T・Sさん)

自分が考えたことのなかった同じ大学生でも他者視点での意見をもらえて新たな気づきを得れました!(北海道教育大学岩見沢校 T・Mさん)

DAY2

 当日の様子

Aチームでは、MVVで悩んでいた参加者は、社会人と1on1するなかでモヤモヤが言語化され、納得感の高いMVVに近づいたという印象でした。一方でDay1後から仮説検証を始めていた参加者は、社会人の視点が入ったことでより実現可能性の高いMVVへとブラッシュアップされていました。社会人と話してインプットしたことを、チームのなかでアウトプットし、お互いに整理し合っていく雰囲気が良かったです。

反省点としては、個人整理の時間をあまり取れなかったため、情報過多で考えがまとまりきらなかったという意見がみられました。その場で聞いただけで終わってしまうのはもったいない気がするので、落ち着いてアイデアを整理する時間を取れればなお良さそうです。

MVVが進化した人、崩されて白紙に戻った人など結果は様々でしたが、それぞれが一歩前に進めた一日だったように思います!(文責:前田衣織)

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 参加者の声

新たな視点を提示してくださって、気づきにつながったので満足でした!が、自分で深堀る準備をもう少ししてから参加したら具体的なフィードバックをもらえた気がしました。(帯広畜産大 K・Hさん)

自分は大きなMISSIONを立てるのは向いていなくて、期間を決めたMISSIONを立ててそれが達成されたときに得た能力や考え方を活かしてまたMISSIONを立てていくほうが向いているかもしれないと気付けました。(東北大学 K・Kさん)

DAY3

 当日の様子

参加者、チューターなどの運営陣が一丸となって最後まで駆け抜けることのできたDay3という風に感じます。Day3では今までとは違うグループを再編成し、お互いのフィードバックを行いました。チューター陣も今までのグループワークとの違いに少し戸惑いながらも、反省する点はありましたが、参加者の声や最後のみんなの顔は晴れやかでありました。
また、個人的に、元々のチームで行うグループワークの安心感や、それにほっとする同チームの参加者の顔に癒されました。やっぱりこのチームが落ち着くね、1か月楽しかったねと語ってくれていた様子からもチームをはじめ、北日本エリア、クロメン自体のエンゲージメントが参加者にとって高い状態にあるのだなと強く感じ、Day3をスタートラインとして走りだそうとする参加者たちの様子が印象的でありました。(文責:大山穂果)

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 参加者の声

最後のプレゼンは、伝わったかは別にして、自分が納得した気持ちで行うことができました。 皆の発表も色々でFBを考えたり、あんまりしたことなかったので大人数で疲れました。(東北大学 S・Mさん)

現時点での自分の宣言は伝えられたと思うからです。また、1on1をした参加者の当初とのMVVの変化に刺激を受け、そこにほんの少しでも関われたことに喜びを感じました。(東北大学 K・Kさん)

プログラム全体を通して

 参加者の声

皆さんのおかげで、とても安心して動けて自信になりましたし、いろんな角度から考えを広げられて自分の気づかなかったことも気づき、より人と話す、関わることの魅力を感じられました。
これからもまだまだ火を灯しつつ頑張りたいと思うので、今後ともよろしくお願いします!(北海道教育大学岩見沢校 N・Aさん)

チームAをはじめ、いろんな方と出会えて、頑張ることができた1か月間でした!まだまだ走っていきます!!(帯広畜産大学 H・Mさん)

自分がこのプログラムに参加する目的を達成できたのは、みなさんにいろんなフィードバックをもらえたおかげです。このコミュニティがとても安心感のあるところでとてもありがたかったです。本当にありがとうございました!!(帯広畜産大学 K・Sさん)

▼北日本3期オリジナル1on1パスポート▼

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 プログラムディレクターより

最初こそ緊張した様子でしたがすぐに打ち解け、Day2では1on1を重ねるごとに参加者の顔つきが変わっていく様子が見られ嬉しかったです。Day3には、1人1人が本気で考え抜いた過程が垣間見える、個性溢れる熱い発表がたくさん見られました。またDay1後から、Slackで自発的に参加者がチャンネルをつくって発信するなど、プログラム外でも刺激しあっていました。

早速、参加者主導でグラフィックレコーディングのワークショップが開催されるなど、プログラム後も活発なコミュニティが継続されていると感じます。自分の活動をお互いが共有しあって良い刺激を与え合える関係性になれています。

最終発表で自分のミッションや今後のアクションプランを宣言するだけで満足するのではなく、それを実際に行動に移して各自が頑張っている様子が見られて、すごく嬉しいし、自分のモチベーションにもなっています。
この北日本3期の場を自分のために活用してもらって、全員で盛り上げていければいいなと思います。これからもよろしくお願いします!!(文責:田中駿介)

▼北日本3期ディレクターのたなしゅん(田中駿介)さん▼

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株式会社CroMenでは、学生や若手社会人向けに
様々なキャリアデザインプログラム「Cross Mentorship」
を運営しております。

もし興味のある方は、以下のURLから各種SNSをフォローしていただけますと幸いです。
https://linktr.ee/CroMen

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編集:長野莉菜

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