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二度寝をやめたい。

二度寝なんて時間の無駄。

頭では分かっているのに、どうも体がいうことを聞かない。


ここ最近二度寝が習慣になっている。

やめたい習慣ランキング堂々の一位だ。

悪い習慣だから直さないと。

しかし二度寝の中毒性の高さをなめちゃいけない。


二度寝は気持ちいい。何が気持ちいいって二回寝るという行為そのものがいい。

二度目の睡魔にのみこまれる瞬間に得も言われぬ快感を感じる。

思考が停止してなにもかもがどうでもよくなる。

なんであんなに気持ちいいのだろうか。

しかし、ただで気持ちいいことなんてそうはない。

二度目に起床したときに訪れる罪悪感からは逃れられないのだ。

時間を無駄にした。なんとなく自分がだらしない。あと寝覚めが少し悪い。

とにかくもったいないことをしたなと、勝手に意気消沈する。

二度寝には朝っぱらから調子を狂わされる。


やっぱり眠りが浅いからこんなことになるんだろうなあ。

寝る前にスマホをちょろっと触っちゃうのが浅い眠りの原因だろう。

逆に就寝前にスマホをさわらないと、翌朝の気分は爽快だ。

一発で起きられる。寝覚めも良好。


寝る前にスマホの画面を見すぎると脳が覚醒してしまうのか、眼精疲労が蓄積するのか。

よくわからないが寝る前にスマホを見過ぎると深い眠りにつけないようだ。


これだけ原因が明白だとこの悪弊から脱するなんて簡単じゃないかと思うかもしれない。

が、そうでもない。


たまに寝たくない、翌朝を迎えたくないと思う日がある。

それはまあ、次の日に嫌な予定がある時だ。

テストだったり、大事な試合だったり、そういうナーバスな予定が入っている日の前夜は寝たくない。

こういう時は二度寝のリスクを承知でスマホに食い入る。明日を迎えたくないのだ。現実逃避ともいえる。

眠たいけど、寝たくはない。明日に恐怖を感じる。


でもどのみち明日は来てしまうのだから、どう考えても早く寝るのが賢明だ。

大事な予定が入っているからこそ、いい気分で目覚める必要がある。


とにかく寝る前にスマホをいじらないようにしたい。




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