長谷川さんの夢

2020年2月6日、母の介護の打ち上げを、父と妻のゆりえとの3人でしていて、その途中に酔いに耐え切れなくなって眠ってしまった。

その時に見た夢に長谷川さんが出て来ていた。長谷川さんというのは、かつてあぶらだこというバンドをやっていた長谷川裕倫さんという人で、僕は30年ほど前にあるきっかけがあって知り合い、それから1年間くらい、たまにお会いしたり、電話で話したりするような交流があった。

やっていた音楽も少し変わっていたが、長谷川さん本人もちょっと変わった方で、僕はその感覚に少しついていけず、いつのまにか連絡を取らなくなっていた。

その長谷川さんが約30年振りに夢に出てきたのだが、なぜか長谷川さんは詰め襟の学生服を着ていて、僕は何かを一生懸命長谷川さんに説明しているのだが、果たしてどのくらい伝わっているのだろうかと半信半疑だった。

夢はそれだけである。起きてからかつて長谷川さんと高田馬場で待ち合わせて、一緒に勅使河原宏の映画を観に行ったことを思い出した。安倍公房原作の「砂の女」だった。

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