追悼 高倉健
2014年の11月に高倉健さんが亡くなった。
健さんの全205本の出演映画の中で、
僕が見たことがあるのは半分の100本ほど。
その中から、
自分なりのベスト5を選ぼうと思ったら、
日本侠客伝シリーズ(全11本)から3本、
昭和残侠客伝シリーズ(全9本)から3本の、
6本になってしまった。
この6本はどれも甲乙つけがたいので、
制作順に並べてみた。この6本は、
1964年8月の「日本侠客伝」に始まり、
1975年1月の「日本任侠道 激突編」まで、
連綿と続く高倉健主演の東映任侠映画の中でも、
最高の6本、様式美の集大成である。
ちなみに監督は全作品マキノ雅弘、
マドンナ役は全作品藤純子と、
かなり偏りのあるセレクトになっている。
しかしやっぱりこのメンツに限る。
高倉健、藤純子、マキノ雅弘、
そこにもう一人加えるとしたら池部良。
それから待田京介。
日本侠客伝 第4作 血斗神田祭り 1966年2月
日本侠客伝 第5作 雷門の決斗 1966年9月
昭和残侠伝 第4作 血染めの唐獅子 1967年7月
昭和残侠伝 第5作 唐獅子仁義 1969年3月
日本侠客伝 第9作 花と龍 1969年5月
昭和残侠伝 第7作 死んで貰います 1970年9月