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マンガは日本が世界に誇れるオリジナルな文化だ

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子供の頃の手塚治虫体験から始まり、50歳を過ぎた今でも、毎日のようにマンガを読んでいます。そのほんの一部を御紹介。
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記事一覧

小賢しい女

ドラマにもなって大ヒットした 「逃げるは恥だか役に立つ」では、 主人公のみくりさんは 「小…

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温泉と相撲とちばてつや

6年前、近所にあった温泉施設の回数券を買い、 そこにほぼ毎日行っていた。 この温泉施設はコ…

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押見修造の「惡の華」について

押見修造の「惡の華」を再読した。 「惡の華」の簡単なストーリーは以下のようなものである。 …

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発達障害に深い関係のあるマンガ

これは2021年に書いた記事です。 昨日書店で見つけた新刊マンガ これは今、新書で話題になっ…

Hiroyuki  Kikawa
2週間前
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鳥飼茜にリスペクト

これは7年前にFacebookに書いていた文章です。 あの頃は鳥飼茜の「先生の白い嘘」を読んでいた…

Hiroyuki  Kikawa
7か月前
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毒を食らわば皿まで?

10年前、「美味しんぼ」というマンガで、 福島の原発事故について書かれていて、 マスコミで割…

Hiroyuki  Kikawa
8か月前
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差別を助長するな

手塚治虫のエッセイの中に 「ディズニーのキャラが 4本指で書かれているので、 鉄腕アトムも4本指になった」 というくだりがある。 (手塚はディズニー信奉者) ディズニー自身も 「金銭的なことを言えば、 六分半の短いアニメを構成する 四万五千枚の作画について、 すべて手から指を一本減らせば、 スタジオとして数百万ドルの削減になる」 という発言を残している。 ところがこれは、日本に限れば、 かなり問題のあることなのである。 この件についてネットで調べると、 「指を詰めたヤク

いましろたかしと「ドラゴン・タトゥーの女」

これは2017年にFacebookに書いていた文章です お導き? 時々不思議な偶然の一致が起きる。 昨…

Hiroyuki  Kikawa
8か月前
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ハルとの思い出

今の奥さんが沖縄で仕事をしていた頃、 前の奥さんとの息子、ハルはまだ中学生だった。 その時…

Hiroyuki  Kikawa
8か月前
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「新宝島」と「SF3部作」

手塚治虫が「新宝島」で 日本のサブカルチャーのみならず、 世界の文化における、 偉大なる一…

Hiroyuki  Kikawa
8か月前
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手塚治虫の低迷期

手塚治虫のキャリアのうち、 1968年から1973年は、 衰退期、スランプ期、暗黒期などと 呼ばれ…

Hiroyuki  Kikawa
8か月前
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僕とフイチンさん

僕とフイチンさん 第1回 僕が小学生の低学年の頃、 母方の実家が石川県の金沢市にあって、 …

Hiroyuki  Kikawa
8か月前
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7年前に書いた「げんしけん」に関する記事

7年前に読んだ「げんしけん 二代目」21巻についての記事。 「げんしけん」というのは、現代…

Hiroyuki  Kikawa
8か月前

呪詛の矢

さて、ちょっと前に投稿した、 倉庫の話の続きですが、 奥さんとパスタを食べながら、 倉庫に何かがいるという話をしていたら、 奥さんが突然、首のあたりを押さえて、 「あいたたた」と言い始めました。 何かエネルギーの矢のようなものが飛んできて、 首のあたりに刺さったような感覚があったそうです。 それで奥さんはその矢を抜くしぐさをして、 「エイッ」と僕の方向に投げました。 「おいおい、俺の方に投げるなよ」と言ったところ、 僕の方に投げたわけではなく、 倉庫に向かって投げ返したそ