自分の思考を通してみる
今朝の #こえのブログ
自分の思考を使って行動することの
大切さを痛感した話を、今朝は録りました。
わたしが新卒で入社したときに、
とても怖い課長がいました。
その課長がいつも言っていたことは、
「聞かれて0.1秒で答えるな」でした。
「ちゃんと考えてから返せ」ということで
いつも怒っているのだな…ということに気がついて、その課長と話すときは何を聞かれているのか
特に注意深く考えるようになりました。
直属になったことはないので、
あまり関わることはなかったのですが
「反射で答えないこと」の重要性を繰り返し伝えていたことは強く印象に残っています。
私たちは「正解を答える」教育を受けてきたので、「正解だと思われること」を答えがちです。
でも、
なぜそれが正しいと言えるのでしょうか?
それは、本当に正しいのでしょうか?
日本では「人に迷惑をかけてはいけない」
と教わりますが、
国によっては「自分は迷惑をかけているのだから、お互いに助け合いなさい」と教わるという例え話は有名です。
本当に、迷惑をかけてはいけないのか?
迷惑とは、なにを指しているのか?
会社で働けば安泰?
大学を出ればよい人生を送れる?
友達とはみんなで仲良くしなければならない?
溢れんばかりの「当たり前」と思っていることが実は真実ではないことはままあります。
ただただ受け取るままに信じていた世界を
自分の思考を通して見直してみたときに、
違う答えが生まれる可能性は大いにあるのです。
それぞれの立場からの見え方・考え方を思考した上で
「わたしはこう考える」を堂々と伝えられるよう、見つめていきたいと思います。
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