ブランディングを考える。
今朝の #こえのブログ
ブランドものが製品の機能だけでなく
どのような部分で価値を感じられているのか。
▶︎こんな思いでつくっている
▶︎こんな世界を目指している
▶︎こんなこだわりをもっている
▶︎こんな人がつくった
▶︎こんな歴史を重ねてきた
こういった情報が信頼を生み出すから、
製品の性能以外のところで付加価値が生まれているのです。
時には、
▶︎◎◎が愛用している
▶︎みんなが良いって言っている
といった情報も、付加価値を生み出します。
口コミは消費者サイドの安心を生み出すので
信頼を生み出す情報といえるからかもしれません。
これを、一個人に置き換えたときは
どうでしょうか。
やはり、信頼をおける相手なのかどうかを探るときには、相手の情報を求めます。
▶︎ビジュアル
▶︎話し方
▶︎他の人からの評判
▶︎思想
▶︎好み
▶︎興味
あらゆる情報から、相手が信用に足る人なのか探ると思います。
でも、これだけでは足らない。
信頼を生み出すものは、
共感を生むストーリーです。
ストーリーを知ったものへの愛情って、
すごく深まりますよね。
私は #川嶋あい さんという
シンガーソングライターがとても好きです。
入口は、歌が好きだったから。
けれども、「とても好きだ」という気持ちが生まれたのは、彼女が武道館に立つまでのストーリーを知ったとき。
亡き母との約束を知ったとき。
この時、彼女の歌はただ天使の歌声なだけではなくなったのです。
「ありがとう」という曲のストーリーを感じて、涙が流れました。
ストーリーを知っているからこそ、
深まる共感があります。
この深度こそが、一個人における
「ブランド」なのではないでしょうか。
コミュニティや自己表現が価値を持つ時代。
ブランディングが、これからの生き方を左右すると言われている時代。
その人の生きた道が、
その人にとったなによりの、付加価値を生むのです。
だから、今この機会に。
自分を見つめてみてください。
世の中を見ていると、辛くて耐えられなくなってしまう人ほど
今は自分を見てください。
歩いてきた道を、見てください。
未来に絶望や不安を感じている人こそ、
一度自分の道を振り返ってみてください。
その道の上に、きっとあなただけの
付加価値が落ちています。
それを拾い上げるまでの時間は、
もしかすると苦痛を伴うかもしれない。
それでも、見つめてみてください。
そして、可能な限り言葉を尽くして表現してみてください。
そこに、あなたのブランドが生まれるはずです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?