ともだち


「人は1人では生きられない」なんて
誰かもが当たり前のように言うけど
僕もご多分にもれずそのタイプで
僅かに感じる繋がりさえ大事にしてしまう

顔も知らない 声も聞いたことない
そんな人でも友達なんて思って
辛くなって悲しくなって
嬉しくなって楽しくなる

人間生きてればいろいろあるし
僕だって君だって
辛い時も悲しい時も
どうにもならない時の方が多い気すらする
それでも君の手をとりたいのは
僕が君の友達だからだ

ひとりじゃないって
なかまがいるって
忘れて欲しくないからだ

ふとした時に君のことを考えてしまう
なにかできるわけでもないのに君の幸福を祈る
ある日突然 別の道を進むことになっても
同じことをするだろう

なあ ともだち
生まれも 育ちも
今 生きてる環境すら
性別すら違う僕たちだけど
君と僕は友達だ

辛い時は共に泣き
嬉しい時は共に喜び
これまでもこれからも
日々を分かちあっていこう

たとえ袂を分かっても
この繋がりが途絶えても
友と分かちあった日々は消えない
いつかまた笑って話せる時が来るさ 

だから

一緒にがんばって生きていこう
僕たちはともだちだ




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