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デレステ中心に振り返るアイドル達との思い出④~重要人物6名~

アイドル50名についてデレステメインに思い出を綴る企画、統計的分析もどきの記事を挟んでここから後半戦です。人数としては既に約3分の2に当たる34名について触れていますが、早くからSSR確保に動いた16名(50名紹介の記事でいう「第1段階」)がまだ手付かず。このグループは一人一人の話題が多くなりそうなので、3本分使って振り返っていくことにします。今回はキュート・クール・パッションからファン数の少ない順で2名ずつ、計6名について扱います。



小日向美穂

2019年、衣装に魅せられ「ビタースイート・タイム」復刻に挑戦し……初の天井を捧げました。まさにビターな結果。挑戦の際は先に彼女の恒常(一応新規で、厳密にはこれが彼女初のSSR)が引けて、美穂のサイン!→恒常でした…で頭を抱えたのも今では笑い話。Cu陣初のフォーカス持ちとして、Cu曲用ユニットを引っ張ってくれました。そして2023年8月末、三船さんフェスで遂にブランフェス限をスターシャインでお迎え。こちらも白い衣装と性能両方に魅せられていましたが、ようやくお迎えの順番待ちから解放されました。Da編成あるいは放置編成の一角として今後出番が増え、暫く停滞したファン数もまた伸びていくでしょうね。この他メモリアルで引いた初代限定が弊所にいます。
先日ふとメモリアルコミュを見返しましたが、しっかり緊張しててモバマスで彼女を知った頃の印象そのものでした。今ではすっかり強い女になってくれているので、逆に新鮮に思えてきます。

LIVEの第一線からは退いたものの、MVでの主人役としての役割は健在


藤原肇

モバマスで「Age16」(今井加奈・高森藍子とのユニット、ビビッドカラーエイジの前身)を知らなかったらいつ頃彼女に親しむようになっていたかは気になるところ。弊所での彼女最初のSSRはなよ竹のほうの恒常。2019年正月、智絵里フェスの最中に引けたという記録が残っています。元々彼女のSSRは青色系のが出たらお迎えを検討するつもりでした。MVでは加奈・藍子の恒常SSRとの組合せ=ビビカラ併せが最も考えられ、カラーバランスを重視していたためです。初出から暫く経ってスカチケでも…と考えていた頃に自引きできたのはラッキーでした。
それ以降青色・紫色枠としてMVを彩ってくれた彼女ですが、昨年11月にフェス限をお迎えしたためドレス併せの輪にも加われるようになりました。Vi編成の一員という役割も得て、LIVEでも彼女は躍動しています。2019年に自引きした「朱華色の夢」をMVでどう活かすかは長年の課題でしたが、ドミナント(またはSfC衣装)藍子が来てくれたことでビビカラ赤寄り併せという正解に辿り着けました。また余談ですが、「吟風爽日」(※未所持)実装直後に特訓前で描かれている川崎大師の風鈴市に肇Pと出かけるなんてこともありました。

青っぽい衣装を恒常で出してくれてほんと良かった


多田李衣菜

モバマスのロックアイチャレ→346アニメ→デレステのラブデス…という順で好感度が上がり、スカチケ行使へと至った子です。2019年1月、寝ぼけてるほうの恒常をお迎えした記録が残っています。その後自引きしたイケメンのほうの恒常と共に、かなり手薄だった頃のVi編成を支えてくれました。しかしその後は長いことSSRとはご縁がなく、次に弊所にやってくるのは4年後、三船さんフェスの道中で引いたフェス限になりました。ずっと欲しかったけど引けず、スカウトも順番待ちという一着だったので本当に良かったです。これでドレス併せにも出せるようになりました。LIVEではVi編成に復帰したほか、GRAND放置でのスターピース採掘班としての活躍もあります。この他メモリアルであの温泉限定を引いていますが、衣装としては似た色の恒常のほうが何となく好きです。
8thアニバ曲で久々の報酬SR化。お祝いの気持ちを存分にぶつけ、★15まで駆け上がりました。異常ともいえるこのブランク、正直どうにかならなかったのかと言いたいですがひとまず終止符を打てたことにはホッとしています。

いい、笑顔です……


喜多見柚

デレステで親近感が高まったアイドルの一人です。埼玉県出身というベースはありますが。デレステで最初に参加したイベントは2016年1月のキャラバンでしたが、排出率が高いほうのSRに彼女が抜擢されていました。そのため駆け出しの弊所でも容易に獲得することができ、回復というスキルを活かして何度となくLIVEの完走を助けてくれました。
SSRのお迎えはそれから3年後、2019年のバレンタイン復刻で実現。美穂との両獲りを狙ったところ、柚は割と早めに来てくれました。それ以降、Vi型が手薄な間はライスパを活かしてLIVEで活躍。MVでは現在も黄色・オレンジ枠として多くの出番があります。「らしさ」という点では恒常、特に1着目に軍配が上がりますが、こちらには弊所で多数保有するスカート系衣装と合わせやすいメリットがあると感じています。
ほぼMV要員となっていた状況が変わったのは2023年冬、ブランフェス限の実装でした。三船さん同様、彼女もだいぶ待ちました。Vo型で7秒のスパイク持ちと、完成していたVo編成をさらにブラッシュアップしてくれる存在になったため、あまり迷わずガシャに挑戦。その結果、150連とやや負け気味ではあるもののお迎えには成功。魔法の時計でポテンシャルをViからVoに振り直し、最前線で活躍中です。この他前述の恒常1着目を(確か)藍子ドミナントの道中で自引き済み。一方で限定爆死からの撤退、リベンジもなしという珍しい経験もあり、2019年クリスマス限定は100連で爆死。今ではスカウトもできますが、MVでの起用を考えて見送っているのが現状です。
失敗ボイスが厳しい一人。普段あんなだけど奥底にはこんな一面があるのかと考えさせられます。

デレステを始めた時期が違ったらどんな接し方になっただろうか


大槻唯

よくわからないうちにPaで五本の指に入るくらいになっていた子です。美嘉同様、埼玉県出身というベースはありましたが。過去の記録によれば、2016年頃から自分の中での扱いが変わったようですが詳細は不明。「きみにいっぱい☆」のコミュでユッキ宅へ様子見に行き、呆れつつ世話を焼いたワンシーンが決め手だった説はあります。元々スキンシップで化学反応を起こせるところに世話焼きが加わり、ますます見ていて楽しくなったというか。Pにグイグイくるところはそれほど重視していません。
そんな彼女ですが、デレステで親しむのには本当に苦労しました。本格稼働が「Snow Wings」のイベントより後だったのに加えて恒常SRが存在しないことから、SR以上をまったく保有できない状態が暫く続きました。結局イベントSRスカチケの行使という形でこの状態は解消。2017年頃のことで、確か初めての行使だったはずです。初めての、更に言うと彼女の弊所唯一のSSRもスカチケでした。2019年のアニバスカチケは彼女のブランフェス限に捧げています。当時は朱色のドレス目当てでしたが、結果的には補強としても大当たり。Vi7秒編成への第一歩を踏み出すことになります。今ではカーニバルで7秒スパイク持ちの棟方師匠を借りることが多いので出番は減りましたが、Vi編成が2つ必要になった場合、あるいは借りられないシンデレラロードではまだ彼女の力が必要です。ちなみに現在最も稼働している唯のカードは「Go Just Go!」の報酬SR。★15達成済みでファン数upのセンター効果持ちなので、使い勝手が良く他の同じようなアイドルと出番を分け合っています。
MVの起用に目を向けると、やや悩ましいところが。唯一のSSRであるフェス限の衣装が素敵なのは間違いないんですが、白い部分がないので組ませる相手も濃いめの衣装が要求されるという制約があります。その点「ラブ・ワンダー」は狙い目ですがここまでメモリアルでご縁はなく、ノワールも簡単に引きに行けるものではなくて。どうするか考え中です。
先にも触れた唯のスキンシップといえば、改めて肇に突撃してほしくて。モバマスの大昔のイベント(お花見アイプロ)で肇に"お触り"しに行くというセリフがあったものの、その顛末は明かされていません。

今になっても彼女のSSRがこの一着だけになるとは…


今井加奈

アイマス全ブランドで唯一、担当を名乗った経験のあるアイドルです。

恒常SSR1着目は2017年、スカチケの行使第1号でした。ファンシーガールを正統発展させた印象で、かなり赤に近い色が"王道"感を強めていて気に入っています。散々言われていますが恒常の高森藍子・藤原肇(なよ竹)との相性は三原色チックで素晴らしく、MVで起用することでビビッドカラーエイジというユニットを覚えてもらえると有難いところ。この衣装の組合せでグッズにもなってましたね。別解として藍子・肇のブランフェス限との組合せもまた綺麗で、こちらはRGBでMVを彩ってくれます。一方でコンセという特技は実装当時悲惨な扱いで、かなり落胆した記憶が鮮明に残っています。しかし後の仕様変更や他の特技との合わせ技によって、どうにかまともな用途ができたので安堵。我々凡人には相変わらず厳しい面もありますが。
SRにも目を向けましょう。シンデレラロードでは本人が何故チーム戦で輝けるかを描いてくれて、彼女が気になった人にお勧めできるコミュが一つできたという点で画期的なイベントでした。ワンダーホーリーナイトは限定ガシャのSR枠。「劇場わいどもない、恒常スカチケが切れないから触れてもらえない」という立場ですから、前述の恒常SSRのスキルの件と同様ひどく落胆したものです。こぼれるスマイルは逆輸入が方針転換に間に合ってよかったですね。
デレステにおいては、2019年5月に担当を実質降板した後供給面で改善が進んでいった感があるのは否めません。前述のシンデレラロードは2020年1月開催でした。もっと早くしてほしかったという身勝手な恨みと、環境が変わるまで耐えるにはどうすればよかったのかという後悔の念は不本意ですが今も残っています。このアイドルについて文章にするのには痛みを伴います。担当を持つという、ある意味アイマスにおいて立場を明らかにすることで得られる体験と怖さを彼女は教えてくれたのでした。

色々思うところはあれど、良い衣装であるのは確か


以上、6名について振り返りました。このグループのほとんどは近年Vi・Vo・Daそれぞれのレゾ編成に入ることでようやく力を発揮できるようになったという共通点があり、ファン数が飛びぬけて多いというわけではありません。営業によく出していたのを含めてもその数300~500万ほどで、弊所トップ10からは外れます。早めにSSRを狙いにいく程の扱いですが、編成の問題もあってか数字があまり伴っていないのが現状です。各編成に定期的な出番があるので今後ファンは増えてはいくでしょうが、ペースは程々になると思われます。最大の見せ場であるカーニバルでは様々な編成を使いますし、最近は親愛度埋めを重視している関係でその他の形式でも出番は分散しそうなので。
そういうことを考えると、担当あるいは推しのアイドルについてファンをしっかり――それこそ高名の称号を軽々と得るくらいに(しかもそれを何人分も)稼ぐPさんの精力ぶりを思い知らされるのです。

次回も各属性から2名ずつ、計6名について触れていきます。

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