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お散歩は宇宙の果てまでも~藍子ロワ奮戦記~

タイトルはどなたかの藍子艦隊の名前を拝借しています(うろ覚え)。
一度1枚獲りしたタイプのイベントの上位報酬に、彼女が選ばれてよかったと思っています。
本稿ではモバマスで10月に開催されたLIVEロワイヤルで、あの高森藍子を1枚獲りするに至るまでの一部始終を振り返ります。

サ終発表後もなかなか減らないアイテム、そんな中……

2022年8月に来春のサービス終了が告げられたモバマス。その際に終了までのイベント開催予定が示され、アイテムの使い切りを意識させられることになりました。
とはいっても、少しいつもより無理して使ったところで1000本、種類によっては7000本に及ぶドリンクはなかなか減ってくれません。1枚獲りを目指した使い方をするくらいでないと、使い切るのは難しいと思われました。
そんな中10月10日、公式よりLIVEロワイヤルの上位予告が発表されます。

これを見たとき、あ~そう来ましたかっていう、やる気up半分弱気半分みたいな心境でした。個人的に(一応この後もう1回ロワがあるが)ドリンクを使い切るに値するアイドルと思った一方、彼女上位のイベントといえば(デレステ含め)過去に何度もボーダーが破壊されてきた歴史があります。ゆるふわボーダーなどと言って。何がゆるふわじゃ 今回も間違いなく1枚獲りボーダーは高騰するでしょうし、そのうえ多くの人がアイテムの使い切りを図ってくるわけで。歴戦の藍子P達に食らいついていけるか、正直不安なところはありました。一応実際は1/5のBPドリンク(以降の「ドリンク」はこれを指す)2000本に加えガチャチケット3000枚(=全部使えばドリンク9000本)の備えがあったので、何とかなってくれるはず……とは思っていましたが。とりあえずできることとして、補強兼コレクション目的でフリートレードに出ている藍子のお迎えを実施。ブライダルSRをいい感じに手に入れることができました。サ終発表以降急速に価値を失ったスタドリで取引できたのは大きかったです。

ガチャの大勝利で吹っ切れる

そして10月13日、LIVEロワイヤルが始まります。期間は23日までの10日と8時間。モバマスの縮小宣言後の他のイベントと同様、相変わらず長いです。こんなのお散歩じゃない。最終日が日曜で追込みの勢いが激しくなりそうなのも懸念点でした。
とりあえず出だしは様子見で、ペースはそこそこに。そしてその深夜、同時開催のしぶりんガチャに臨みます。

これは決してパワー持ちを増強したいからではなく、1枚獲りに失敗したときのお迎え費用捻出のためでした。あまり負担せずに凛が引けてトレードに出せたら、このまま1枚獲り狙いを続行。その結果仮に2000位に入れなかったとしても、そのときは自分への努力賞として(凛で得た)エナドリで藍子をお迎えするつもりでした。(ガチャで沼ったときのことはあまり考えていなかった気がします)
そんなイベントへの姿勢を占うガチャの結果は……

なんと最初のジュエル10連で渋谷凛さん来所

恐らく自分史上最強の引きだったと思います。その少し前の時期にデレステで悲惨な結果だった分の揺り戻しでしょうか。直ちに凛をLvMAXまで鍛え上げ、トレードに出しました。ガチャ開始から若干レートは下がっていたと思われますが、無事エナドリ400本弱と交換できました。
最高の占い結果となった以上、これはもう行くしかありません。

おバカすぎるボーダー読み間違い

(※何故ボーダー予測サイトの値を間違って解釈したかを長々綴っています)

モバマスのイベントで順位を狙う以上、今回もボーダー予測サイトのお世話になりました。昨年の早苗さんロワ※で確認していたので見方はわかっていたつもりですが、開催期間が長くなったことが影響し、ここでおバカな勘違いを犯してしまいます。
当初、1枚獲りボーダー予測は約800万ptsでした。過去のイベントとは段違いの高水準で、昨年の自分の記録のおよそ2倍。ところがこれを、8日8時間で800万だから今回の10日8時間なら1000万以上になると解釈してしまったのです。原因はボーダーの計算の仕方の理解を誤っていたこと。ボーダーはあのサイトに出入りする皆様ならご存じの通り

本イベントの発表時点のスコア ÷ 過去イベントの同一時点のスコア × 過去イベントの最終スコア

から算出されます。この「同一時点」が問題でした。私はこれをイベント開始から経過した時間と捉え、例えば開始から丸1日後の時点でボーダーを予測する場合「過去イベントの同一時点」は過去イベントの開始1日後になると認識したのです。だから過去イベントをもとに計算しても8日8時間分で積み上がるスコアしか出て来ず、10日8時間分のスコアはサイトで出ている値よりもっと高くなる(およそ10.3/8.3=1.24倍)と考えてしまったわけです。
しかし実際の「同一時点」は開始からの経過時間の絶対値ではなく、イベント全期間のうち経過した時間の割合で決まっていました。開始から1日経過でも、イベント期間が8日8時間と10日8時間では割合が違います。10日8時間のイベントでの開始1日後のスコアであれば、8日8時間のイベントの開始約19時間半後のスコアと比較することになります。ボーダー予測において、イベント開催期間の違いはこのようにして考慮されていました。まあ普通に考えて予測サイトが明らかに合ってない予測値なんか出すわけないですよね
とはいえ、これに気づいたのは開始から何日も経った後のこと。既にボーダー1000万を十分上回る水準として1200万を目標に、1日120万ペースを刻んでいる状態でした。
※早苗さんロワで(成り行きで)1枚獲りに挑んだ話はこちら↓

安定したポジション取り

1200万、120万pts/日というペースは昨年の早苗さんロワにおける自分のペースの約3倍。過去の自分からは到底考えられないペースですが、実際はそこまで無茶でもありませんでした。ドリンクの消化は300本弱で昨年とほぼ同じ効率で、時間的な負担もボルテージMAXを4回発生させてその間全力でやれば済む程度。2000本あるドリンクを取り崩した後終盤にガチャチケットを多少ドリンクに引き換えるだけで、最後まで維持できるペースでした(なお実際は周りのスコア増加ペースを見ながら多少ペースを上げ下げしていて、100万~150万pts/日程度の幅がありました)。一日一日着実にこなし、アイテムを順調に減らしつつスコアも(必要以上に高い)目標通りに積み重ねた結果、順位は600位前後とボーダーに対して余裕のある位置に。イベント期間が進むにつれ、目標は漠然と3桁順位に変わっていったような気がします。

今回もやっぱりトリクロ艦隊

LIVEロワイヤルのお楽しみといえば、(嫁)艦隊と呼ばれる守備編成のアピールです。今回は本当におびただしいほどの藍子艦隊と出会いました。どの艦隊でも入手など夢のまた夢だったカードが多数並び、強い意志で担当アイドルと向き合ってきたことが窺えました。
では私はというと、ここ最近のロワではお馴染みトリクロマティック・ナチュレ艦隊でお出迎え。昨年の頃とそこまで顔ぶれに差はありませんが、それでも今回補強したブライダル藍子、大昔の無料スカチケでお迎えしたハートフルサービス響子が加わるといった変化がありました。Twitterでの遭遇報告は地味に楽しみにしていますが、今回は3回ほどありました(逆にこれくらい走っても3回か……という気持ちもありますが)。

今回、トリクロ艦隊はいつにも増して遭遇出来た気がします。上位が藍子だったからでしょうか。ユニット自体の知名度が大幅に上がったのももしかしたら関係あるかもしれません。やはり、気分は良いものです。どの艦隊も自分のより明らかに入手が難しいカードを擁していましたが、その事実からは目を逸らすことにします。猛者でなくたってトリクロの艦隊は組めるんだ。

ゆるふわボーダー、最終日に牙をむく

1枚獲りボーダーの予測値は計算の都合で多少波があったものの、終盤まで概ね800万程度で推移してきました。しかし最終日の23日、特に午後辺りから急に予測値が上がっていき雲行きが怪しくなってきます。この時点で1200万弱まで達していた私は自然回復分しかドリンクを使っていないような状況でしたが、これまさか追いつかれる……?とにわかに不安になってきます。そこで追加でガチャを回してドリンクに引換え、100万程度ダメ押しして1300万ptsまで押し上げます。ただ実際は1200万まで伸びるというのは考えすぎで、500位台の方々を多少捲るだけに終わりました。
ところが自分のことは結局問題なさそうでよかったものの、あるフォロワーさんの藍子Pのことが気がかりでした。この方は普段お忙しいのか、前日超集中的に走って1000万pts弱まで積み上げ、一足先に上がりを宣言していました。もう少し積んだほうが……と思っていたところ、ボーダーが1000万目掛けて急激に加速。このままだと大変悲惨な結果に終わる可能性もあるためお声がけしようかとも思ったものの、普段からやり取りの多い方ではなかったので躊躇ってしまいます。結局10分毎に更新されるボーダー予測値をしきりに確かめ、無事を祈ることしかできませんでした。
ボーダー1000万予測は私の勘違いのはずだったのに、本当になってしまうとは。ゆるふわボーダーは、最後のイベントでも如何なくゆるふわぶりを発揮していきました。

最終順位発表と、その後

こうして長い長いお散歩……もといLIVEロワイヤルは幕を閉じたのでした。
翌日24日正午には最終結果が発表され、1枚獲りボーダーはギリギリ1000万ptsに届かないくらいまで達しました。これは過去のロワと比較すると(日数の差はあるとはいえ)3倍前後に及ぶ水準で、最終版の急な伸びも相まってまさに「宇宙の果てまで」お散歩してしまった気分を味わうことになりました。今回のカードで冠する二つ名は「のんびりタイム」。藍子はいつものように穏やかな表情を向けており、名前には何の疑問もありません。しかし争いに身を投じた者としては、どうしても笑わずにはいられないのです。

何がのんびりタイムだよ(笑)

きっと、過去にも同じようなことを思った方ぐらいいらっしゃるでしょう。
さて私の結果ですが、496位という順位で終わりを迎えました。これにより目標の1枚獲りを達成、イベント順位の自己記録更新というおまけも付いてきました。あの高森藍子をイベント上位報酬として自力でお迎えできるとか、少し前の自分なら信じなかったでしょう。これを実現できたのは極端に多いドリンクの蓄えと(毎日触ることができるという)十分な時間によるものが大きいですが、ボーダー予測値の勘違いも良い方向に働いたと思います。当初のボーダーより3割以上高い水準を最終目標に日割りの目標を立てたことで、最終盤にボーダーが急に伸びてもそこまで狼狽えずに済んだので。まさに怪我の功名。
ボーダーに肉薄されたフォロワーさんですが、実際は1000万ptsを少し超えるところまで稼いでいたようで、1800位台と若干余裕のあるところでフィニッシュしていました。担当の恐らく最後になるカードを勝ち取れてなによりです。しかしそれ以上に恐ろしい事態が別のフォロワーさんに起こっていたことが判明。なんと1990位台というギリギリもギリギリなところで踏みとどまったというのです。この方も最後の1分まで競り合って、というより少し前にやり終えたところ想定以上にボーダーに迫られていたようでした。本人の立場だったら生きた心地がしませんね。

なお、この藍子はフリトレでもう1枚お迎えしています。勿論特訓して、来るべき10月末のドリームLIVEフェスティバルでパワー持ちとして頑張ってもらうため。多少高値掴みしてしまいましたが、それでも先の凛より安かったので負担はまだ軽いほうでした(っていうか思ったより安い!)。次のイベントはぷちデレラコレクションだったので、直ちに特訓とはせず特訓前の姿をフロント画面で数日楽しんだうえで特訓に回しました。

ここまで、藍子上位のロワを振り返ってきました。概ね危なげなく戦えたつもりですが、常にボーダー予測サイトを確認するなど11日間を通して緊張感はありました。こんなのは何度も経験したくないものです。しかしこれはまだマシだったほう。ロワにおいて、スコアはすべて自分次第だからです。半月後これを痛いほど実感させられ、更なる不安と緊張感に襲われるのはまた別のお話。

-以上-


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