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人生100年時代に備えて!50代こそ投資のラストチャンス


投資のプロが明かす 私が50歳なら、こう増やす!:(幻冬舎新書)

投資の世界で活躍するプロフェッショナルたちは、どのように資産を運用しているのでしょうか。

本書では、50代でも手遅れではないと著者が説く、生涯にわたる人が多いようだが「今ほど低コストで良質な金融商品が揃ったことはない、生活に余裕が出てくるこの時期こそ投資を始めるべき」という主張のもと、50代でもチャンスと捉える視点を提供しています。

本書の主なポイントは以下の3点です。

  • 50代で投資を始めるのは遅いのではない

  • 生活に余裕が出てくる50代こそチャンスと捉える

  • 今は低コストで良質な金融商品が揃っている

50代からでも遅くない!人生100年時代の資産形成

かつては60歳で定年を迎え、年金暮らしというのが一般的でしたが、現在は平均寿命が伸び、人生100年時代と言われるようになりました。

しかし、年金だけでは老後の生活を賄うのは難しく、自助努力で資産形成に取り組む必要があります。

その意味で、まだ現役で稼げる50代は、老後資金を貯めるラストチャンスと言えるでしょう。

月々の生活費を切り詰めてでも、可能な限り投資に回すことが肝要です。

50代からでも、コツコツと積み立てていけば、90歳までには十分なリタイア資金を築くことができるはずです。

投資初心者におすすめ!50代から始める資産運用の極意

50代から投資を始めるなら、まずはリスクを抑えた堅実な運用を心がけましょう。

投資経験が浅いうちは、国債や社債などの債券、あるいは定期預金など元本が保証されている金融商品を中心に組み入れるのがおすすめです。

株式投資にチャレンジするなら、個別株ではなく、インデックスファンドを活用するのが賢明でしょう。

インデックスファンドなら、値動きが比較的緩やかで、長期的に見れば着実にリターンを得られる可能性が高いからです。

投資は長期的に取り組むことが大切ですから、焦らずマイペースで続けていきましょう。

50代の投資戦略!ポートフォリオはこう組もう

50代のポートフォリオ作りで意識したいのが「分散投資」です。

一つの金融商品や資産に偏重せず、リスク特性の異なる複数の商品を組み合わせることで、安定性の高いポートフォリオを構築できます。

具体的には、国内外の株式や債券、不動産、金などに分散して投資するのが理想的でしょう。

また、定期的にリバランスを行い、当初設計した配分比率を維持することも忘れずに。

相場環境の変化によって、時にはポートフォリオの見直しが必要になることもあるでしょう。

50代が陥りがちな投資の落とし穴とは?

50代の投資で陥りがちな落とし穴の一つが、過度なリスクテイクです。

老後資金づくりを焦るあまり、ハイリスクハイリターンの金融商品に手を出してしまうケースが少なくありません。

確かに、一獲千金を狙える可能性はありますが、それ以上に大きな損失を被るリスクも高まります。

50代でリスクを取れる余力は限られていますから、あくまで堅実な運用を心がけるようにしましょう。

また、投資に際しては、必ず自分の許容できるリスクの範囲内に収めることも肝に銘じておく必要があります。

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