配当金で月1万円稼げるようになるまで#1 【はじめての自社株の話】
こんにちは。新米ママのみとです。
不労所得に憧れて、株を始めたのは社会人1年目。
そこから株の面白さに目覚めて、約10年。今では配当金で月1万円を稼ぐことができるようになりました。売買益も合わせると、年間で30〜40万円をゲットしています。
ここまでに至ったストーリーを、まとめたいと思います。
今回は「はじめての「自社株」の話」です。
◾️株とのはじめての出会い「自社株会」
大学を卒業して就職したのは、とあるメーカーでした。その会社には「持株会」と呼ばれる制度がありました。簡単にいうと、会社の株を従業員に購入してもらい、会社に利益があると、従業員にお金を分配してくれる仕組みです。
よく分からない株の世界です。なぜはじめてみようと思ったかというと「購入金額の10%」は会社が出してくれるから。会社によると思いますが、従業員なので株がお得に購入できたのです。
例えば、毎月1万円の株を買う(株価は1000円)とします。1万円÷1000円=10株 を買えます。それに加えて、1万円の10%、つまり1000円=1株 は会社が負担する。つまり、1万円出して、11株を買うことができるというわけです。
「これ、めちゃお得やん!?」 ということで、やってみることに。お金は給与から天引きされました。当時、手取りは18万円ほど。決して余裕があるわけではないのですが「まぁ貯金だと思えばいいか」と思っていました。
この「自社株会」が、私の株のスタートでした。
◾️はじめて配当金をもらった日
その後、5年間はずっとその会社に勤めて、コツコツと株を積み立てていました。給与が増えるにつれて、毎月の購入金額を増やしました。
そんなある日、はじめて配当金が入りました。金額は数十円でしたが、とても嬉しかったのを覚えています。制度上、現金化することはできなかったので、株を買う資金へ回っていきました。
自社株を買っている場合、株価が上がったからと言って簡単に売買はできません。インサイダー取引の疑い(自社の内部事情を知っていると、このタイミングで株が上がる!というのを予測できてしまう。)があるからです。というわけで、この会社にいる間は、ただ積み立てるだけでした。
その後、転職することになったのですが、今でもその株を保有しています。今では「毎年 配当金3万円+株主優待 1.5万円分の商品券」をもらっています。ただ放置しているだけなので、とてもありがたい収入源です!
◾️転職して明確に変わった株との接し方
会社を辞めてからは自社株ではなくなり「一般株主」になりました。何が変わったかと言うと、売りたい時に自由に売れる、株主優待をもらうことができる、ということです。そして一番の変化は 「会社について調べるようになったこと」です。
その理由は2つあります。
1つ目は「会社を離れて急に不安になったから」です。それまではあくまで「貯金感覚」で、株を買っている感覚が薄かったのです。何より内部の人間なので「この会社は大丈夫」という安心感もありました。しかし外に出てみると「この会社の業績、大丈夫かな?将来性はあるのかな? 」と、急に不安になりました。
2つ目は「他社と比べるようになったから」です。新しい職場は学校だったので、「自社株会」という制度はありませんでした。株が楽しくなっていた私は「もっと配当金が入らないかなぁ〜」と欲張り、「他社ってどんな株があるんだろう?」と興味を持ちはじめました。そして他社と比べるようになったのです。
そうして、ただの貯金感覚から、株主視点で会社を調べるようになりました。とは言っても、ただの会社員。はじめは「これから株価はあがるかな? 配当金はいくらもえるかな?」 など、ネット検索するだけでした。
▪️コロナ禍で気づいた「分散投資」の大切さ
少し勉強をはじめて思い知ったことは「1社だけに集中投資するのは危険」ということです。それはちょうど2020年の3月頃、コロナ禍に突入した時。持っていた唯一の株が、一気に下げることになりました。ただ茫然と、画面にうつる数字を眺めていました。
私は1社を150万円分ほど所有していており、集中しすぎていることに気がつきました。どの本にも「分散投資」というワードが出てきます。「分散させなきゃ!」と焦りはじめました。
ただ、コロナ禍でラッキーだったことがあります。株価が下がっているということは、それだけ買いやすいということ。そこで考えたのは「コロナで株価が下がってたが、今後は絶対復活する業界ってなんだろう? それを買ってみよう。」ということです。
そこで目をつけたのは、航空業界 です。
というわけで、今日はここまで!
配当金月1万円までの道のりはまだまだつづく・・・
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