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ローソク足とチャートパターン


【ローソク足について】

ローソク足を軽視している方は多いですが、実はとても重要です。
ファンダメンタルやオシレーター系のインディケータをあまり知らなくても、ある程度、買い圧力、売り圧力を把握することはできます。

・インディケータ:移動平均線やボリンジャーバンド等
・ファンダメンタル:各国の金融政策や経済状況、経済指標
・オシレーター:「買われ過ぎ」や「売られ過ぎ」を示すテクニカル分析手法RSI、MACDなど

「1時間足」ではローソク足は1時間に1本、「4時間足」では4時間に1本
「日足」では1日に1本ローソク足が形成されます。「1時間足」のローソク足が4本できると、「4時間足」の1本になります。「4時間足」のローソク足が6本できると、「日足」の1本になります。


【ローソク足の形状】

ローソク足には様々な情報が盛り込まれています。

上昇や下落の勢いを止められてしまっているので、つぶされたような形状のローソク足になります。但し、必ず転換するわけではありません。

見ただけで買いの勢い、売りの勢いが強いと判断できます。高値や安値のブレイク後や、トレンドの発生後に出現すれば強い上昇、下落のサインになります。

ヒゲも長くなく、実体部分も少ない。相場が動いてない膠着状態です。
どちらに行こうか迷っている状態。ポジションを取らずに待つのが基本。

↑こういったチャートよく見るかと思います。ビットコインの土日の相場に多いです。売り買いもあまりされていないのでこうなります。


【チャートパターン集】

主にゴールド(XAUUSD)のチャートを用いて解説していきます。

■ダブルボトム
上昇のシグナルのパターンで、頻繁に出現します。底付近でアルファベットの「W」のような形となります。ネックラインを突破で完成となります。

■ダブルトップ
下降のシグナルのパターンで、頻繁に出現します。天井付近でアルファベットの「M」のような形となります。ネックラインを突破で完成となります。

■三尊天井
相場の天井を表す典型的なチャートパターンです。
ネックライン下抜けで上昇トレンドの終了サイン

■逆三尊
相場の底を表す典型的なチャートパターンです。
ネックライン上抜けで下降トレンドの終了サイン

■ソーサーボトム
安値圏でのトレンド転換のチャートパターン。皿のように左右に広がった緩やかなカーブの形状

■ソーサートップ
高値圏でのトレンド転換のチャートパターン。皿のように左右に広がった緩やかなカーブの形状

■包足(よく出現します)
2本のローソク足の組み合わせで、陰線実体を陽線実体で包み隠す上昇トレンド転換のサイン(陽の包足)。陽線実体を陰線実体で包み隠す下降トレンド転換のサイン(陰の包足)。

■宵の明星・明けの明星
このローソク足の組み合わせは、天井や底付近で頻繁に出現します。
3本のローソク足のチャートパターン。上げ止まり、下げ止まりを知らせてくれるトレンド転換のサイン。弱気への反転のローソク足パターンで、上昇トレンドの天井付近、下降トレンドの底付近で現れます。

■上げ三法
大陽線後、調整の3本の陰線が続く。次に大陽線が現れ、最初の陽線の高値をブレイクすると上昇になる。(調整は3本ではないパターンの方が多いです。また調整は陰線ではなく、陽線が混じっていることもあります。)

■下げ三法
大陰線後、調整の3本の陽線が続く。次に大陰線が現れ、最初の陰線の安値をブレイクすると下降になる。(調整は3本ではないパターンの方が多いです。また調整は陽線ではなく、陰線が混じっていることもあります。)

■カップウィズハンドル
取っ手のついたコーヒーカップのような形。高騰後、新しい高値を付けに行く局面で形成されるチャートパターン

■底や天井の形状が丸みを帯びていたり緩やかなカーブ形状
(ソーサートップやソーサーボトムに近いです。)
個人的には伸びやすい形状かと思っております。一旦下がる場合もありますが、その後伸びるパターンが多いです。

■気を付けるべき箇所

【最後に】

基本的なチャートパターンが多かったと思います。あくまで代表的なものを集めております。このチャートパターンだから上に行く!下に行く!と決めつけるのではなく、これらのチャートパターンに依存することなく、あくまで上位目線に沿ったトレードをしていただき、これらのチャートパターンは一つの根拠として捉えていただきたいと思っております。

これからも有効になりそうなチャートパターンや、ローソク足の組み合わせや形状など、追加でご紹介していこうと思っております。

どうぞよろしくお願いいたいします。


【追加記事 2024年5月10日(金)ビットコインローソク足トレード】

昨日5月10日(金)夜のショートの解説です。特別に。
週足や、日足のローソク足の上位足の環境を見ながら、4時間でローソク足のみのトレードもできます。
上昇の勢いが削られてるのを確認してからの、十字線はチャンスですね。


【追加記事 2024年5月13日(月)ゴールドの下がりやすい形状】

↓ S字のようなカーブ曲線を描くようなパターンは、下がりやすいのかなと思います。(絶対ではありませんが)


【追加記事 2024年5月14日(火)ビットコインローソク足トレード】

日足を見てもらうと分かりますが、高値、安値を切り下げているので、下目線です。
4時間足の、金曜日の下落は「十字線」でしたが、今回の「ピンバー」もチャンスですね。


【追加記事 2024年5月15日(水)ゴールド、ビットコインのローソク足を見てみよう】

【2024年5月28日(火)ゴールドの下がりやすい形状】

【追加記事 2024年5月13日(月)ゴールドの下がりやすい形状】に記載した同じS字の形状ですね!


【追加記事 2024年6月5日(水)ビットコインのローソク足を見てみよう】

↓ 日足を見ると、67000でサポートされてますね。

↓ 日足を拡大して見ると、67000付近で十字線になってますね。

↓ 4時間足を見ると、小陰線、小陽線、ピンバーや十字線が、連続して出現しているのが分かります。67000を割ることができなかったんで、損切りはそのちょっと下あたりですね。67000ピッタリにSLを置くとヒゲでかられるのでSLは余裕を持たせたほうがいいですね!




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