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No.36冷凍野菜って何?(歴史No.2)

こんばんは。

興味のある方は殆ど99%いらっしゃらない(笑)と思いますが、No.19で1925年〜1960年までの冷凍野菜の歴史を投稿しました。
私にとっては携わってきた冷凍野菜の歴史を振り返りたいので、1960年以降を少しずつ、振り返ります。

◼️1960年代以降の冷凍野菜の主な歴史(「冷凍食品証言、昭和の冷凍食品」からの抜粋)
時代背景を分かりやすくするため、特徴的な出来事も記す
・1960年
冷凍野菜輸入自由化
・1961年
国産冷凍野菜1000トンを超える
国際規格検討開始
・1964年
東京オリンピック
海外旅行自由化
・1965年
科学技術庁 コールドチェーン提唱
この頃より、スーパーの冷凍食品売り場が広がる、それと同時に冷凍と冷蔵の2ドア冷凍冷蔵庫が登場する
・1967年
公害対策基本法
・1968年
消費者保護基本法
残留農薬基準値の設定
・1969年
日本冷凍食品協会設立
厚生省冷凍食品の保存基準設定
・1970年
日本冷凍食品協会認定工場制度の発足
冷凍食品協会の自主的取扱基準の設定
・1973年
厚生省冷凍野菜に微生物規格を設定
台湾と中国の輸入開始
・1976年
通関統計が従来は冷凍1本のみであったが、品目別分類に変わる
・1978年
輸入冷凍野菜の量が国産を抜く

1960年代は冷凍野菜の最初の需要期であり、輸入も開始しました。また、関係する法もでき、冷凍野菜が整備された時代ですね。
70年代は輸入等が活発化した冷凍野菜の成長時代だったと思います。
何かの参考になれば幸いです。




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