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4.冷凍野菜って何?(分かり難い袋表示部分)

昨日は冷凍野菜は解凍した際、色、風味などの変化の原因になる酵素を不活性化させるために、ブランチングをすると書きました。

このブランチング、製造工程中の凍結前の加熱処理(=沸騰水に浸漬させたりする)
のことを言いますが、加熱と言いましても、一般的に生鮮野菜を加熱調理して食べる場合の加熱を100%だとした場合、約70〜80%の加熱です。

よって、スーパー等で購入される場合の冷凍野菜の包装の表記では、100%の加熱ではないので、「凍結前未加熱」や「加熱してありません」となってます。

でも、「70%から80%は加熱」してあるわけですから、生鮮野菜を調理する時間よりも短くて済みます。反対に加熱しすぎると、野菜がクタクタになったり、食感が悪くなったりするので、注意が必要です。

次回に続きます。

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