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No.62冷凍野菜って何?(庫内トラブル)

おはようございます。

No24で一般家庭冷凍庫内のトラブルを簡単に書きましたが、今日は各項目の詳細を説明したいと思います。

◼️冷凍焼けしている。
冷凍焼けとは、冷凍庫に長期間保存すると食材の水分が抜け乾燥してしまうことです。
水分がなくなることで隙間に空気が入り込み、食材が酸化していくことにより、食品の表面が白っぽく変色していきます。この状態を冷凍焼けと言います。
食べられますが、味は落ちていますので、煮込んでしまったり、スープにするなどの水分を保持できる方法での調理工夫が必要です。

◼️中身がブロック化している。
庫内の温度変化により、1度溶けたものが再凍結して塊になってしまった状態。食べらますが、味は落ちています。食べられない程、品質が落ちている場合がありますのでご注意下さい。

◼️袋がパンパンになっている。
これは昇華現象と呼ばれており、商品の品質に問題はありませんので、食べても大丈夫です。
袋内に食品表面に付いている細かい氷の粉が温度変化により水にならず、直接気体に変化する場合に発生します。

上記はいずれも冷凍庫の開け閉めで温度変化が発生するのが原因ですので、なるべく開け閉めの回数を減らし、開けている時間を短くするようにして下さい。


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