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何か書きたくて以前に作ったnoteアカウントで今夜初投稿する。 #ビジモ図鑑感想

数年前のこと。結婚して出産を機に専業主婦になったわたし。子供のことは好きだけど家にずっといるのも飽きてきてそろそろ働きにでようかなと思いバイトをはじめた。週3〜4日のバイト代は2人の子供の幼稚園代にも満たず、働くとは自分にとってなんなのだろうと考え出す。

そこで、バイトをしつつ自分で起業しようと考えた。

ここではあえて夫の収入は一旦置いといて、

自分の生活費+子供の2人養育費+少しの貯蓄=30万円/1ヶ月

最低でもこれくらいの安定した収入が必要となる。

バイト先がフェアトレードの服や雑貨を扱うお店だったためくそまじめにフェアトレード関連のブランドを作ろうとラオスに視察に行き、私の突飛な行動をおもしろがってくれた友人が集まり 旅するブランド nim der!(ニムディエ)を起業し、オーガニックコットンの商品の販売をBASEではじめた。

その時まさに私のまわりはクリエイターだらけで彼らは自分たちの感性を疑わない。事業計画書も無ければ売り上げの見込みやランニングコストのことなどを問うものはいなかった。今思えば試されていたのかもしれない。とはいえメンバーみんなが感性に忠実だったためか企画した商品は仕入れる度に完売し、うまくいっているかのように思えた。

けれど、海外を飛び回る自由業に憧れていたのに、子達にとっての母としての役割の重要さと母でいられることの幸せに目醒めてしまい、母業をないがしろにできないと思い始め、事業を拡大する事に躊躇しはじめる。

本当は稼ぎたくてしょうが無かった。夫の扶養に入っているのが単純に嫌だった。自分の立ち上げたブランドを子供を育てるように育てていきたかった。子育てで家を空けれない時に代わりにメンバーに現地に行ってもらえば良かっただけのことなのに、どうやって頼もうか?フィーは幾らにしようか?それだけの事なのにその時の私には決断ができなかった。

それは良き経験として私の中に納めて置こうと思い始めていた矢先、このビジネスモデル2.0図解が世にお披露目となる。

もっと早くにチャーリーのビジネスモデル図解に出会っていれば、ビジネスの仕組みを知って知恵をつけるというよりも、心の励みになっただろう。取り上げる題材がいつも旬のものばかりで図解そのものも面白くツイッターのTLにあがる度に追ってはいたが、本書が全編公開になりその出だしの序章のチャーリーの言葉が良かった。「ビジネス」に対して嫌悪感があった。と書いてあるあたりを何度も読み返した。わたしと一緒じゃーん!って一気に元気になってその勢いで気がつけば、あれ?もうおわり?って感じに読み切ってしまってた。

もっと早く(←2回目)読んでいたら全部自分でやろうとせずに仕事を割り振る事も上手くできていたはずだ(仲間ごめん!)

ビジネスモデル2.0図解達は「難しい」とか「意味分からん!」ってならないのが不思議。と言うかそこは、わたしのようなついて行けない人がついて行けなくならないように超緻密に設計されているのだと思う。見た目もシンプルで中でも気に入っているのが主体が3×3の同じ「型」で構成されているという点。これが不規則で複雑だったらきっとわたしはついていけなくなることう請け合い。バカだから何がかいてあるか理解できない。っていじけそう。きっとわたしみたいにビジネスちょっと囓ってみたいけど、おバカがばれそうで踏み込めない。って人にもすすめたい。特に主婦達に読んで欲しい。私だったらどんな会社作ろうかなって頭の中で遊んで欲しい。面白いこといっぱい生み出しそうなパワフルな主婦って結構世の中に埋もれているから。



わたしのお気に入り事例はこれ

第4章 078 Huranium

   ・音の響きがかわいい♡

   ・持続して且つ世界的に広がっている

   ・ヒューマニウムの時計や自転車が欲しい

違法な武器(銃)を没収して、命を救うと言った慈善的な活動でありつつもそこから資材を得て、商品に変えていくといった割と単純な流れがありビジネスとしての骨格がしっかりしている。もし、自分がここで働くことを想定したときにワクワクしたってのも理由。身体改造愛好家向けのボディーピアスやボディーサスペンション用の器具を作りたい。(もうすでに存在してそう)お気に入りに出会った時は「もしわたしがこうだったらこうしてみたい」といった発想が次々に浮かんでくるのでそこで見極めるようにしている。

#ビジモ図鑑感想

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