[4/26締切] 展示自粛を乗りこえる;扉の向こうの「想像の設計図」をえがくオンラインワークショップ(全2回)
COVID-19により多くのアートイベントが閉まるなかで、今、ギャラリーや美術館での直接の鑑賞体験の価値があらためて問い直されています。現在クラウドファウンディングによる生存維持やオンライン飲み会による繋がりの確認、個別のアーティストがSNSに作品写真を投稿することによる宣伝などが行われていますが、私たちが提供できるものはそれ以外にないでしょうか。
このワークショップでは、私どものアートプロジェクトに在宅のままオンラインでご参加頂くことで、直接的な鑑賞なしになにができるのか、ひいては「展示とはなにか」を思考するきっかけを作ります。
text / 大滝( crevasse )
プロジェクト企画 / 東地雄一郎、crevasse
多くのイベントと同様に私どもの企画した展示「VARY」もまた、設営するもドアを閉じたまま3/22に会期を終えました。私たちは今、その展示の数少ない目撃者の証言をもとに、それが本当に扉の向こうに「あった」と言えるのか、それとも「なかった」のかを検証しています。
このオンラインワークショップでは、そんな「扉の向こう」を見たという証言音声や資料から「想像の設計図」をえがくことをして頂きます。(作って頂く設計図は、今後展示を再現するのに使用します)
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コロナの影響による各方面からの困りごととして、~ができないという表現ばかりが散見されたが、結局なにをしたいのかを表明していないことがほとんどである。いまアーティストとして態度を、制作・アクティビティとして、スピードをもって表明していくことがアーティストの生命線と考える。
-東地雄一郎
【概要】
・全2回のワークショップです。
[第1回]2020/5/3 (日) 14:00~15:10
[第2回]2020/5/9 (土) 14:00~15:10
・ワークショップの参加締切は<4月26日>です。
・オンライン通話にはWeb会議ソフト「ZOOM」を使用します。事前にダウンロード・インストールをしてください。音声のみでの参加、チャットでの質問が可能です。
・『第1回』は評論家に山﨑美穂さんを迎え、当プロジェクトの新規性や展示が持つ課題を整理しつつ、提出頂いた「想像の設計図」を画面共有しながらラジオのはがき投稿のごとく拾い、話します。
・『第2回』は、参加者には第1回の会議を通して考えられるプロジェクトへの応答を、作品あるいは過去の類似事例を考え提出してもらう課題があります。それをメンバーで共有し「いまできることがなにか」「展示は再現できるのか」の議論を深めます。
【事前準備】
Web会議ソフト「ZOOM」(≫ダウンロードする)
事前にダウンロード・インストールをしてください。
ワークシート
ワークシートを印刷し、特設サイトに公開されている音声や資料をもとに「想像の設計図」をかいて期限内に提出してください。ワークシートの提出は下記リンク先からお願いします。データ形式は PDF か JPEG(スマホで写真を撮って送るのも可)です。
≫ワークシートを表示・印刷する。
≫特設サイトで音声や資料の公開情報を見る。
≫ワークシートを提出する(提出締切:4月29日)
【参加方法】
ワークショップに参加を希望される方は下の有料記事へお進みください。有料範囲には「参加URL」が載っています。
※有料記事=参加料となります。
※『第1回』『第2回』どちらかのみの参加でも同額です。
※返金は受け付けません。ご了承ください。
期日までにワークシートを提出のうえ「ZOOM」をインストールし、当日URLをタップして参加ください。なお顔をみせたくない場合は音声のみでの参加も可能です。4/29 21:00~に30分程度のテスト配信 を行いますので、操作に心配な方はそちらで試用してみてください。
わかりにくい点などありましたらご連絡を頂ければ、こちらの記事をアップデートして対応します。また、参加を希望しているがなんらかの理由でnoteへの支払いができない場合も気軽にご相談ください。
ご質問は≫ https://www.crevasse.info/contact-us
↑ 開催終了した「VARY」の情報を見たい方はこちら。↑
東地雄一郎
人の中に漠然とある意識を顕在化させ気付きを与えることを試みる。
”あたりまえ”への考察と写真というメディアの表層をなぞる方法を模索し、“気づき”という言葉の意味を紐解き記録することを主題としている。
crevasse
茨城のナノ・パブリッシャー。オンラインのセレクトショップをベースに、国内外のアートブックフェアに積極的に参加し、現地でまた「深い谷に落ちた」アーティストとその出版物を発掘している。
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こんにちは。crevasseの大滝です。よろしければサポートをお願いします。サポートしていだだくと、しばらくの間サポートしていただいた人に思いを馳せます。