鏡のような明神池・上高地散歩
少し紅葉には遅いかなとも思いながら、先週大好きな上高地に行きました。
しかし不安はぶっ飛び、見事な晴天のもと上高地の何か所かで絶景を見ることができました。
その一つが明神池です。
私は明神池には過去数回程度しか行っていません。
というのもガスがかかったり、曇り空だったりして、池の美しさを実感できなかったからです。さらに明神池は穂高神社の奥宮ということで池に行くには拝観料が必要ということもあって、いつも通り過ぎていました。
ところが、今回は見事な青空と、風がほとんどなかったこと、さらには上高地に到着してからすぐに分かったカラマツのきれいな黄葉などが明神池に行ってみようというトリガーになったわけです。
上高地についてすぐに出会ったカラマツの黄葉は、その後あちこち行ってみようというきっかけになりました。
上高地のポスターに出てくるような、山と木々が池にリフレクションし、鏡のような池の世界を見ることができると確信していたのです。
明神池に到着すると、予想通りすごい景色が広がっていました。
晴れて風がないとこんなに美しい光景になるんだとびっくりしました。
旅行ガイドブックなどに出ている写真の世界は本当だったんだ。
明神岳の山肌を覆うカラマツが見事な黄葉となり池に映し出されています。
圧巻の景色です。
明神池は、このカラマツの黄葉が見事に映し出される一之池ともう一つ池にいくつもの岩があり、庭園のような感じの二之池があります。
二之池の方に行ってみると、そこでも池の岩や山が映し出されていました。
美しいですね。
明神池にはさらに三之池と呼ばれるところもあるのですが、池というよりは、川になってその先に流れているようなところです。
ここは周りが木々に覆われ、急な流れのためリフレクションはありません。
それでも二之池方向の美しい景色をちらりと見えるところもあってそれなりにいい景色となります。
今回、初めて明神池の美しさを知りました。
上高地は何回行っても飽きないのは今までに知らなかった美しさを知ることができるからでしょうね。