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ロミさんとの出会い

10年ぐらい前、私は初めてスピリチュアルな世界に足を踏み入れた。
中野裕弓さん=ロミさんとの出会いだ。
ロミさんは、世界銀行にヘッドハンティングされて、そうそうたる学歴や肩書きを持つメンバーの中で、一人異色の直感型人事カウンセラーとして活躍され、帰国後にはアメリカの友人から届いた「世界が100人の村だったら」を日本語に訳して初めて日本に紹介した人だ。(本は後に池田香代子さんが書かれてベストセラーとなった)

華やかな経歴もだが、歌うような話し方と笑顔がとても魅力的で、当時女性の意識の目醒めや起業を後押しするようなセミナーで、私はロミさんを通して、そおっとスピリチュアル世界に入っていった。

ロミさんの話はとても新鮮だった。

本当の自分は丸い梅干しの種の部分。
生まれたばかりの自分はそれだけだった。
生きていくうちに、常識とか、体裁とか、いろんなものをまとって、梅干しみたいになって、回りの果肉の部分が自分だと思うようになった。
そして種のところに本当の自分がいることを忘れてしまった。
その本当の私「うめちゃん」の声をきいてあげようって。
その「うめちゃん」はどんな時も一緒にいて、どんな時も味方になってくれるからって。

「うめちゃん」とつながる方法は
Feel Good でいること
自分がごきげんになれるのはどんな時?
何が好き?

そんなシンプルな話だった。

でも!
私は????だった。
Feel Good がわからない・・・

私は常々自分は幸せな方だと思っている。
ものすごく楽しいことはそんなにしょっちゅうないけど、
ものすごく辛いこともほとんどない。
まあ、波風の立たない穏やかな日々だ。
でもFeel Goodかときかれると、なんか違うよね・・・

でも「うめちゃん」とつながってみたい!!

完全左脳型、思考型の私のスピリチュアル珍道中はここから始まった。


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