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箱根駅伝でしなやかなマインドセットを学ぶ

2023年今年もよろしくお願いいたします。

1月2日、3日と、箱根駅伝を観ていました。
そしてこのお正月は、積読状態になっていた本を少しずつ読んでいるのですが、
丁度読んでいる「マインドセット~やればできるの研究 キャロル・S・ドゥエック著」という本の中に、マインドセットには2種類あって、
1つは、硬直マインドセット。もう一つはしなやかマインドセット。

硬直マインドセットの人は、
・過去の自分の実績に縛られる
・自分が他人からどう評価されるかを気にする
・失敗を恐れる
一方しなやかマインドセットの人は
・成長することにフォーカスする
・批判から真摯に学ぶ

マインドセット~やればできるの研究 キャロル・S・ドゥエック著

箱根駅伝で優勝した駒沢大学の大八木監督は、
以前は厳しい言葉を掛けて奮起させて部員を育てていたそうです。
「辞めちまえ!」「ばかやろう!」「男だろ!男になれないぞ!」とかなんとか。。。
今ならパワハラと言われかねませんね。

ですが、そのやり方ではある時勝てなくなり、厳しい言葉を掛けると凹む部員が増えてしまった。
そこで、育て方を変えたんだそうです。
自ら部員に寄っていき、指導方法を少しずつ変えていった。
そして声掛けは「いいぞ、いいぞ、その調子」「がんばってるな」
と結果だけでなくがんばりをほめるように変化していきました。

これ中々できないと思います。
人は成功体験にしがみつく。うまくいったことを忘れられないですよね。
それを変えるには勇気がいる。

変えたら失敗するかもしれないのです。

しかし、監督は何年か掛かったかもしれませんが自分のやり方を変え、そして実を結んだわけです。
2区を走った主力選手である田澤選手は、昨年失速してチームの足を引っ張ってしまった鈴木選手に対して
「失敗があるから学べる」と伝えて、失速したことを全く責めなかったと言われています。
それに恩義を感じて、今年4区を走った鈴木選手は力走し、優勝に近づける走りをしました。
大八木監督や田澤選手は、まさにしなやかマインドセットの人でしょうし、
そういう考えに人に周りも力をもらえるのだと思います。

本を読んでいるだけだと頭に残りませんが、
こういう実際の話とリンクすると、記憶に残ります。
それを参考にして、自分もしなやかなマインドセットに変えてみようとより実感を持って思えるなと感じました。
ですが、急に硬直マインドセットを180度変えるのは難しいでしょう。
少しずつ、少しずつやってみる。
いつもと違う人と接する。
そんなことから始めてみるならできそうではないでしょうか。

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